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旧車アンチモニ製(亜鉛ダイカスト)ライトリムが傷と歪みが有る状態で再メッキ加工(リクローム)

今回のブログは旧車アンチモニ製(亜鉛ダイカスト)ライトリムで

事故によるライトリムの歪みと傷が有る状態で

再メッキ加工(リクローム)させて頂いた写真になります。

数週間前に加工前のライトリムをブログに貼り付けさせて

頂きましたので、一度比べて見て下さい。

この案件は業者様からでしたが前オーナー様が事故に遭い

ライトリムの片方だけが歪みと傷で見栄えが悪すぎるので

ご相談下さいました。

このパーツの車種は旧車コスモスポーツです。

当然、希少価値車です。

フロントノーズが独特な形でライトリムの平らな形状では無く

元から歪みが有る形状になっております。

素材がアンチモニ(亜鉛ダイカスト)でクロムメッキが施されている

状態で再メッキ加工(リクローム)する事だけでも

普通のメッキ屋さんは綺麗に出来ません。

その上にパーツ表面に深い傷があったり歪みがあると

かなり難しい案件になります。

今回ブログに貼り付けさせて頂いたクオリティは

新品以上に仕上がっております。

お客様の大切ねパーツで御座いますので

傷防止の塩化ビニルが付けてある状態での写真ですが

ご覧の皆様にはその綺麗さがお分かりになると思います。

新品のこのパーツには錆びにくくするメッキ用サフェーサーや

プライマー処理はされておりません。

見栄えのクオリティが新品と同じであったとしても

経年劣化した時に錆びにくさのクオリティは

全くレベルが純正の方が悪い位です。

手間が大変かかってしまう為に通常の分厚いメッキ加工よりも

お値段は当然高くなり、それに比例して納期もかかってしまいます。

しかしながら、この様に綺麗で経年劣化しにくい最高品質に

パーツがお客様にご提供させて頂く事が可能です。

世界で一番綺麗で経年劣化しにくいパーツが出来るのは

この様なライトリムだけでは御座いません。

旧車などに純正パーツとして使用されているクロムメッキ製バンパーに

錆びや経年劣化による穴、クロム自体の光沢が全く無い状態の

見栄えが悪い状態だとしても

写真の様に綺麗で長持ちする世界で一番綺麗で長持ちするバンパーが

出来ます。

グリル、経年劣化でライト内部のリフレクターパーツがくすんで

車検が通らない状態であっても

ミラーカバー、ミラーステー、アンチモニ製モール、

アンチモニ製アウタードアハンドル、ホイル(26インチ以下の場合)

様々な自動車部品やバイク部品、トラック部品に最高級モーターショー用

クロムメッキ加工が可能です。

当然、あまりにもパーツがバラバラであったり修復不可能な物も

あるかも分かりませんが当社で出来ない物は他社でも出来ないと言う

自信は御座います。

業者様、個人様問わず何なりとご相談ください。

丁寧にご対応させて頂きます。

バイクや旧車(自動車)やトラック等のパイプ製ステーパーツにメッキ加工する方法

今回のお話はブログに貼り付けている様なパイプ製パーツに対する

メッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を行う為に

必要な穴あけ加工についての、大切なご説明になります。

パイプ製パーツには、バイク部品にも空洞がある物が御座いますし

自動車部品ではボンネット内パーツ

トラックではミラーステーや内装の手すりパーツ等

この様なパイプ製品は内部が空洞である事が多く

クロムメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)を行う上で

内部を洗浄しなければいけません。

バイク、自動車、トラックのパイプ製クロムメッキパーツには

必ずと言ってよい程、写真の様な穴が開いています。

穴の位置は人が見える箇所には開いて無く

見えない裏面に開けています。

メッキ加工完了後には、この穴部分にゴム製などの栓をする事が

望ましく自動車メーカー様やバイクメーカー様、トラックメーカー様の

パイプ製メッキパーツの穴には必ずと言ってよい程

ゴム製の栓がしてあります。

この栓の意味合いは、空洞内部には表面の様にメッキがのっていない為に

錆が出てしまう為に栓をするのです。

元からクロムメッキでは無く塗装等が付いているパイプ製パーツには

穴が開いていない為にパーツの裏面に穴を開けます。

当社にパイプ製部品にメッキ加工をご依頼されたお客様には

必ず穴を開けなければいけないご説明をさせて頂いた上で

どこの部分に穴を開ければ格好が悪くないかをお聞きして

おります。

写真の様な一本物のパイプ製品の場合は空気穴と薬品を出す穴の

二か所の穴が必要になります。

穴の大きさは数ミリ程度です。

もし、当社にパイプ製パーツにクロムメッキ加工されたい

お客様がいてらっしゃいましたら養生テープ等で

穴を開けれも見えない場所に印をつけて頂きますと

大変に助かります。

当然、元から穴が開いているパイプ製品にはそれ以上の穴を

開ける必要は御座いません。

あくまでもパイプ製パーツのみのお話ですので

バンパーやグリル、樹脂パーツ等には穴を開ける必要は

全く御座いませんのでご心配されなくとも大丈夫です。

穴あけ加工に使用する道具は鉄工所等で使用する

穴あけ用専門機械で作業させて頂きますので

皆様が持ってらっしゃるドリルを使用致しません。

やはり、鉄工所等で使用する専用穴あけ機械を使用する穴の箇所は

大変に綺麗です。

穴を開けるにしても綺麗に開けなければ

いくら綺麗にクロムメッキ加工したとしても

見栄えのクオリティは下がってしまいます。

お客様に喜んで頂ける様最善の注意をはらいながら

穴あけ作業させて頂いております。

旧車のライトリムパーツを再メッキ加工(リクローム) 業者様 東京都 

このパーツは旧車のライトリムを再メッキ加工(リクローム)した写真で

全体、リムの内側、側面、裏面のアップをブログに

貼り付けさせて頂きました。

このリムパーツは業者様ご自身の愛車と言う事で年数がかなり

経っているのですが錆が少なく、えくぼ痕や歪み等は全く

御座いませんでした。

恐らく、室内保管されているのか、よっぽど手入れをされていた

様に感じました。

どの様な自動車も30年経過すると錆びや傷位はあるものですが・・・

金属製パーツ特にスチール製パーツの裏面は錆が酷く

表面のメッキや塗装を突き破っているパーツもよくあります。

今回の旧車ライトリムの様に

元々、綺麗な状態のパーツで無く錆による穴が開いていたり

傷があったりしている状態でも綺麗に仕上げる加工方法が

御座いますので心配は御座いません。

但し、歪みが酷かったりする場合は歪みを完全になおす事は

出来ない場合も御座います。

今回の旧車用ライトリムは業者様のご要望により

当社のメッキランク中メッキ加工方法になります。(メッキ厚が分厚い)

加工方法としてはライトリム表面に付いているメッキを

剥離する事から行いますがシアンを使い作業を行います。

剥離が完了する日数は約1週間かかりますが

それ以外の剥離剤を使用するとクオリティが下がるので

当社はシアン以外は使いません。

因みに、錆自体も溶けてしまいます。

錆がきつい場合、ながい間漬け込むとパーツ自体が穴だらけになる為に

毎日、パーツの状態を確認しなくてはいけません。

完全にメッキが剥離できましたら続いてバフ研磨作業に入れます。

自動車のライトリムやバイクのライトリムは正面の内側は

入り組みが御座います。

この入り組みにはバフが当たらないのでルーター等の

小さい道具で磨きます。

この時点で腐食痕や穴が開いている場合は板金加工を行います。

(当社のメッキランク上メッキ加工はアルミニウム製金属パテを使用)

ライトリムはスチールの肉厚が薄い為にえくぼ痕等がバフによって

出来ない様に慎重に作業を行います。

最初に行うメッキ加工は銅メッキ加工になりますが

1回目はピンホールを埋める為にもう一度バフ研磨作業を行い

続いて2回目に銅メッキ加工を行います。

この作業を行うか行わないかによって見栄えのクオリティが

随分変わってきます。

次にニッケルメッキ加工を分厚めに・・・

最後にクロムメッキ加工を行えばメッキ槽に漬ける作業は終了になります。

仕上げ作業で細かい粒子の研磨剤で磨いて丁寧にふき取れば完成になります。

この様に旧車用パーツにクロムメッキ加工する場合は

最低でもこれらの作業は必要になります。

旧車バイクハンドルエンド(傷有り)パーツをメッキ加工(リクローム) 神奈川県、個人様

今回のブログは神奈川県にお住まいで個人様の当社に初めて

ご依頼して下さったお客様です。

この旧車バイクのハンドルエンドパーツが送られてきて

検品させて頂いた時は、黒色塗装で2個の内1個の側面に

こけて出来たような擦り傷が錆びた様な状態でした。

このパーツのオーナー様にお見積りのお電話を

させて頂いた時にオーナー様から

それらの傷が消えるのなら嬉しいのですがとのご要望でした。

それらの傷に指で触れると、そこそこ指が引っかかる様な

感じが有りましたので、

もしかすると板金加工が必要かも分からない事のご説明の上、

当社のメッキランク中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)で

メッキ加工させて頂きました。

(1か月ほど前のブログにメッキ加工前の写真を添付)

このハンドルエンドパーツの素材はスチール(鉄)製

側面の傷に錆が有るものの、それ以外の箇所には錆は無し。

初めに黒色の塗料を剥離致します。

例えば、塗装がされているパーツをメッキ加工する場合

2重塗装されている事が御座います。

その場合2回にわたって剥離作業が必要となります。

(個人様が純正塗装付きパーツに剥離せずにその上から

塗装される為)

このパーツは純正塗装そのままの状態でした。

パーツから完全に塗料が付着していない状態になりましたら

シアンによる剥離作業に入ります。

その際、錆などは溶けて無くなってしまい

本来のスチールパーツそのものになります。

この状態が完全な剥離でパーツは一瞬にして表面にかるい錆が出ます。

次の工程はバフ研磨作業になりますが

当然、このパーツの表面全てを磨くのですが

特に傷が付いていた箇所は体重をかけて慎重に磨きます。

但し、スチール製グリルの様なボンデ板を使用している様な

生地が薄い場合はこの様な体重をかける様な研磨をしてしまうと

パーツ自体に歪みが生じたり、

破損する事も有るので肉厚がしっかりしているパーツのみになります。

この作業からバフ研磨職人の丁寧な作業から傷がこの様に消えました。

いくらメッキ厚を分厚くしても傷は見えてしまいますので

メッキ加工の良し悪しを決めるのはバフ研磨作業と言っても

過言では御座いません。

その上で、メッキ厚を分厚くする特にクロムの下地のニッケルです。

町のメッキ屋さんはこのニッケルを厚めには致しません。

だから錆が出るのが早く見栄えが悪くなりのです。

バフ研磨作業が終了したら銅メッキ加工を行い

スチール表面に銅被膜を

更にバフ研磨作業を行う事により銅被膜で削れた粉をピンホールに埋め

もう一度、銅メッキ加工、ニッケルを分厚めに、クロムメッキをと・・・

仕上げに細かい粒子の研磨剤で表面を磨くと

写真の様に大変綺麗に旧車バイクのエンドパーツ傷付も

この様に仕上がります。

旧車モンキーバイクアルミニウム製カバー再メッキ加工(リクローム)(愛知県、個人様)

バイクパーツの中でメッキ加工や再メッキ加工(リクローム)のご依頼が

一番多いのがこれらのクランクカバーパーツになります。

バイクの側面に有り皆様も見られた事はあると思います。

バイクメッキパーツとしては一番目立ちます。

このてのカバー類の素材はアルミニウムで出来ており

鋳物が多いです。(ダイカスト)

自動車(旧車)で言うのならばボンネットを開けたところに付いてある

タペットカバーになります。

新旧問わず、海外産バイク、国産バイクの純正カバー類の多くが

クロムメッキ仕上げになっており腐食したり

バイクが転倒しカバーに傷が付いたとしても純正メッキクランクパーツを

購入する事が可能です。

しかし、旧車の場合メーカー在庫自体が無く

当然生産もされていない事から、当社の様な専門工場に加工依頼しなければ

綺麗にならず

どこのメッキ業者に加工依頼したら良いのか皆様悩まれます。

この悩みは歴史のある自動車屋さん、バイク屋さんも悩まれるのですから

当然、個人様も悩まれるのは当たり前です。

皆さんがよくご存じのメッキと言いましても

その種類は細かく分類すると三桁になる上に

その一つ一つのメッキ加工の専門工場も加工の出来の良さが

全く違う為に更にご自分に合った業者を見つけるのは

困難なのです。

この様にメッキに関する事で業者様や個人様のお悩みが無い様に

お仕事をさせて頂いているのがメッキ工房光沢屋なのです。

インターネットで調べたメッキ会社に電話やメールで相談したけれど

その素材の物は加工が出来ないと断られたり

電話でメッキ加工の相談をしているのに親身になって答えてくれない等

このブログをご覧の皆様の中には

そう言う事で苦労されてらっしゃる経験がある方は多いと思います。

中には丁寧に相談にのってくれるメッキ会社もあるのですが・・・

当社は、100セントでは無いかも分かりませんが

出来る限りお客様のご相談にお答えさせて頂ける様に

各お客様、お一人、お一人に合ったメッキ加工をご提案させて

頂ける様にさせて頂いております。

因みに、この写真のパーツで言いますと

アルミニウム製ダイカストで腐食が酷い場合

通常のクロムメッキ加工では完全に綺麗にはなりません。

どうしたら新品の様な仕上がりになるのかと言いますと

剥離後に表面補修と言う工程をすることにつきます。

アルミニウムパーツに板金加工することは大変に難しく

例え出来たとしても新品の様に綺麗に腐食痕や傷が

見えなくなる事は御座いません。

但し、お客様が少し位は傷や腐食痕が仕上がり時に出てしまうのは

仕方がないとお考えのお客様は良いのですが

どうしても見た目が醜いパーツだとしても新品の仕上がりにしてほしいと言う

お客様がいてらっしゃるのなら表面補修と言うご提案が御座います。

この様に各お客様のお考えのメッキのクオリティに合わせさせて頂く事を

モットーにさせて頂いております。

この様にメッキの工程のご説明を当社のメッキランクに分けて

丁寧にご説明させて頂きお客様にご納得して頂ける様に

心がけて営業させて頂いております。

お気軽にご相談ください。

メーカー純正エンブレムを24金メッキ加工により本物の金メッキエンブレム(岐阜の業者様)

今回のお話は、自動車メーカー様の純正メッキエンブレムを

24金メッキエンブレムに加工がさせて頂くご説明と

カラーメッキが可能なのかのお話をさせて頂きたいと思います。

このオーナー様はカスタム専門の業者様で

グリルの真ん中に付いている純正メッキエンブレムを

24金メッキエンブレムに加工をしたいと言うご相談です。

ご覧の様に箱に入った新品での加工ですので24金メッキ加工

する事は可能となります。

この素材は、ABS製樹脂にアルミニウム蒸着メッキに

黒色塗装がされているパーツになります。

更に、見栄えを長持ちさせる為に表面にクリアー加工されています。

これらのクリアーや黒色の塗料、メッキをABS素材自体に

戻す為に完全に剥離しなければいけません。

先程も言いました様に今回のエンブレムは新品ですので

きつい薬品で剥離しても樹脂表面を傷付ける事無く作業出来ますが

経年劣化している樹脂パーツの場合は剥離剤に耐えられず

樹脂表面がひび割れたりする事が有る為に加工不可の場合も

御座います。

あと樹脂製エンブレムの場合、

裏面が真っ平らな状態(写真の様な取り付けようの爪が無い状態)

当社で行っている最高級モーターショー用クロムメッキ加工は

裏面の一部を治具とをはんだ付けする事により

表面全体にメッキがかかる様に致します。

そのデメリットとしては裏面がはんだと治具を外した時に

少しだけでは御座いますが盛り上がり有る状態になり

裏面が真っ平らでなければ取り付け困難な物は

メッキ加工しない方が良い場合もあるのです。

ラッキーな事に今回のエンブレムは爪が裏面に付いているので

治具とエンブレム裏面のはんだ付けしメッキ加工

完成後エンブレムをグリルに取り付けしたとしても

不具合は出ないので24金メッキ加工が可能となります。

但し、乾式メッキ加工であるスパッタリングや

アルミニウム蒸着メッキ加工の場合は裏面に不具合はでません。

そのデメリットとしては長持ちがしないメッキ(品質)にはなりますが・・・

加工のお話に戻りますが、綺麗に剥離が出来たABS製エンブレムに表面補修、

及び無電解メッキ加工、メッキ用サフェーサー、プライマー処理し

銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、24金メッキ加工完成後

クロムメッキ加工より基本金メッキは長持ちしにくいので

表面をクリアー処理致します。

また、純正エンブレムの様に日産のアルファベットに黒色塗装される

場合は、メッキ加工完成後に塗装される事が望ましいです。

40数年前の日産グロリア樹脂メッキエンブレム(ABS製)に再メッキ加工(リクローム)北海道のお客様

ご覧の写真は40数年前の日産グロリア、

経年劣化が酷いABS製エンブレムメッキパーツです。

北海道の業者様からのご相談で

このグロリアのオーナー様がレストアをご希望されていて

何とかこの様に経年劣化して醜くなってしまった状態から

新品な様な状態に戻す事は出来ない物だろうかと言う

ご相談です。

当然、日産のメーカー在庫がある訳が無く

方法としては再メッキ加工(リクローム)以外方法が御座いません。

旧車をレストアする場合に経年劣化した樹脂メッキパーツ

エンブレム等で頭を抱えていらっしゃる方は大変に多いです。

当社では、この様な経年劣化してしまって見栄えが悪い樹脂メッキパーツの

ご相談はお受けさせて頂いておりますが

経年劣化した樹脂製メッキパーツ全てを綺麗に出来る訳では御座いません。

その理由はメッキ加工の中では大変に難しい作業にあります。

当然、塗装がされていたりメッキがかかった経年劣化金属製パーツ

(スチール、、アンチモニ、真鍮、アルミニウム、ステンレス、等)の

ほぼ全てにちかいパーツを綺麗にクロムメッキ加工を施す事は

可能です。

毎回のブログで皆様にご説明をさせて頂いています通り

パーツに塗装やメッキがかかっている場合は必ず剥離作業が

必要になりますが樹脂製パーツの場合は金属製パーツと違い

石油製品で出来ている為に剥離剤に素材自体が負けてしまい

樹脂表面が溶けてしまったり酷ければ割れる事もあるのです。

そうなれば当然綺麗にメッキ加工など出来るはずも無く

冒険をしてメッキ加工しない方が良いと言う結果になり得ない事になります。

ですので当社と致しましては、あんに経年劣化した樹脂製パーツ全ての

加工依頼を受けるのでは無く、当社に送って頂いたパーツに対して

慎重に検品をさせてお頂いた上で、お客様に再メッキ加工が可能な状態なのか

どうなのかのご説明をさせて頂いております。

今回の写真を見て頂くとお分かりの様にエンブレム裏面にこびり付いている

両面テープこれが無い状態でなければメッキ加工が出来ないので

お客様がとって頂くかして頂く必要が御座います。

後、メッキの上に塗装がしてある場合は

まず部分メッキ加工するのでは無く

パーツを全面メッキしてから塗装される事がクオリティ上

望ましい事になります。

因みに、純正パーツにクロムメッキと塗装が同時にされているパーツは

メッキ加工終了後に塗装をされております。

この事柄は、業者様からもよくご相談いただきます。

旧車の経年劣化した樹脂製パーツに再メッキ加工(リクローム)を

ご検討されているお客様は

まずお電話して頂いた上でご発送して頂く事が望ましいです。

経年劣化し醜くなった樹脂製メッキグリルを再メッキ加工(リクローム) ミラジーノ

今回のお話は、15年ほど前のダイハツミラジーノグリルを

再メッキ加工(リクローム)するご説明になります。

写真を見て頂いてお分かりになりにくいでしょうか?

特にグリルの格子状付近に腐食痕やメッキが無くなり

樹脂の素肌が見えてしまっている状態。

元々、このダイハツミラジーノのグリルパーツは

ABS樹脂にクロムメッキに見立てた

真空の中で蒸着させるアルミニウム蒸着メッキと言う

方法でメッキ加工されています。

ですので経年劣化した時にアルミニウムが薄くなったり

剥がれたり致しますとダイレクトにABSの地肌が見えたり

致します。(アンダーコートが黄ばんだ状態等、様々)

なぜ自動車メーカー様の多くの樹脂製メッキパーツが

この様なアルミニウム製蒸着メッキ加工(乾式メッキ加工)を

行うのか?

それはメッキパーツ一つのコストがハイクオリティの電気メッキ加工

よりもお値段が安くすむと言う事が最大の理由だからです。

自動車メーカー様の樹脂部品にクロムメッキ加工するのに

ハイクオリティの電気を使用した電気メッキ加工(湿式メッキ加工)が

良いのは海外自動車メーカー様、国内自動車メーカー様、全てのメーカー様は

大変よくご存知です。

自動車メーカー様はコストパフォーマンスが良い加工と

品質を一定追求されているので

ハイクオリティの見栄えと一番長持ちする方法は

お値段が合わない為に追及されません。

これは大量生産されているので至って仕方がない事です。

ですので当社の様な量産はしないで単ロットを専門に行い

クロムメッキの加工を大量生産されている純正メッキパーツと違った方法で

手間と時間をかけて良い見栄えの仕上がりでしかも一番長持ちする事を

追求するお客様に喜んで頂く為にお仕事をさせて頂いております。

金属製メッキパーツはもちろんの事、

写真に貼り付けさせて頂いている自動車メーカー在庫が無く

現在使用されている経年劣化して醜くなってしまった

純正樹脂製メッキ部品に再メッキ加工(リクローム)のご依頼を

頂く事が大変多いです。

特に樹脂製メッキパーツを再メッキ加工する場合剥離剤によって

樹脂その物の表面を溶かしてしまったり、経年劣化が酷い場合は

割れてしまったりする為に

必ず商品を検品させて頂く必要が御座いますので

写真やお電話だけの御商談では再メッキ加工(リクローム)が

可能なのかどうなのかと言うアドバイスが出来ないのです。

経年劣化した樹脂製部品のご相談方法は

まず当社にお電話して頂き、続いてその部品をご発送して頂く

事が必要になります。

お客様に送って頂いた商品が到着致しますと検品をさせて

頂きメッキ加工が可能かどうかのご返事をさせて頂く事に

なっております。

40数年前のバイク用キャリーパーツを再メッキ加工(リクローム)

今回のパーツはご覧の様に錆が酷い経年劣化40数年前の

バイク用キャリーパーツ本体とステーパーツを再メッキ加工

(リクローム)するお話をさせて頂きます。

当社にご依頼頂くパーツの中では結構な錆ですが

加工が不可能なレベルでは御座いません。

但し、その腐食に伴い当社のメッキランク中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)と

下メッキ加工に関しましては素材の状態に比例する場合が御座いますが・・・

上メッキ加工に関しましては腐食痕が酷く板金加工が出来ない場合でも

新品にちかい、もしくは新品以上に仕上がります。

今回の様な腐食が酷い場合、お客様の儀予算が許されるのであれば

上メッキ加工をお勧めさせて頂きます。

さて、今回のバイクキャリーパーツのお客様は

当社のメッキランク、中メッキ加工(メッキ厚が分厚い)を

ご希望されていますので、そのランクの加工方法で

ご説明させて頂きたいと思います。

この純正キャリーはクロムメッキが表面に施されていたのですが

そのメッキの面影はほとんど無くキツイ錆だけが目立ちます。

この錆と少し残っているメッキを7日から10日シアンの剥離槽に

漬け込みます。

ここで気を付けなければ錆が全て溶けてしまいパイプに貫通穴が

出てしまいますので剥離4日位からは毎日、パーツ表面を

確認する事が大事になってきます。

この確認作業をおろそかにすると間違いなく錆による貫通穴が有る

状態で剥離槽から引き上げる事になります。

剥離作業が完了致しますとバフ研磨作業に移行するのですが

バフ自体が50ccバイクの後輪タイヤ位の幅が有る為に

今回の様なキャリーパーツの様な形状はバフが当たる所と

当たらない所が有り見栄えのクオリティの差が出てしまいます。

もしパーツのオーナー様がポリッシュの様な研磨の仕上げ理での

メッキ加工をご希望の場合はメッキを施す場合

別途料金にてポリッシュ仕上げでメッキ加工をさせて頂く事も可能です。

バフ研磨終了後、銅メッキ加工に移りますがもう一度バフ研磨を行う事により

キャリー表面に有るピンホール等を削れた銅の粉により埋めます。

そして更に銅メッキ加工を行います。

次にニッケルメッキ加工に移りますがメッキ厚を分厚く致します。

この作業のメリットは錆に強く見栄えの少しは良くなります。

最後にクロムメッキの槽に漬け込み

純水でメッキ液を綺麗に流せば皆さんが思っている

銀色のクロムメッキキャリーが完成致します。

当然、各メッキ槽に漬け込む時にはパーツに電気が通る様に

プラチナ製治具を付けます。

旧車の経年劣化したプラスチック製メッキパーツに再メッキ加工(リクローム)

今回のお話は、旧車純正プラスチックメッキパーツに

クロムメッキ加工による再メッキ加工(リクローム)が

可能なのか?と言う事をご説明させて頂きます。

写真のグリルパーツは昭和49年式セドリックの

部品になります。

グリル本体はスチール製で、メッキがかかっている部品の

素材はABS製樹脂です。(プラスチック)

そのメッキ加工の種類はアルミニウム蒸着メッキです。

昭和の多くのディーラー車はこの方法をとっていました。

この方法を簡単に説明させて頂きますと

ABS製樹脂にアンダーコートとと言う物を下地にし

真空の窯の中で蒸着させる事でクロムメッキに見せかけた

出来上がりになります。

この方法は大量生産で低コストが実現できる為に

よく使用されていたと言う訳です。

この様な旧車の樹脂メッキパーツに再メッキ加工(リクローム)を

施す事は大変に難しく一番厄介なお仕事になります。

その訳は、樹脂が経年劣化致しますと劣化とともに硬くなり

薬品によって剥離する際に樹脂表面も溶けてしまうデメリットが

発生してしまいます。

その為に通常の工程ではメッキ加工が出来ず手間を掛けた方法に

よって加工を行う為に納期がかかり、お値段も割高になってしまいます。

自動車メーカー様の部品の在庫が有るのならばお買いお求めに

なられる事が望ましく、部品在庫が無い場合に限って加工を

お受けさせて頂いております。

メッキがかかった全ての劣化樹脂パーツが再メッキ加工(リクローム)が

可能なわけでは無く、樹脂表面のメッキが綺麗に剥離が出来るパーツのみ

加工させて頂いております。

もう一つ大切なお話で、掲載写真の中に色が付いたメッキパーツが

御座いますがこれはパーツにメッキをかけてから塗装されているので

加工終了後、車屋さんで二次加工して頂く事になります。

因みに自動車メーカー様の多くは10年位は部品在庫が有るみたいですが

10年を超えると在庫が無い場合もあるとの事です。

それでは加工の仕方ですが、完全にメッキが剥離できABS表面が

綺麗な場合は電気によるクロムメッキ加工か電気を用いない

乾式メッキ加工を行います。

メッキ工房光沢屋はハイクオリティの電気を用いるメッキ方法を

行います。

お客様によっては、純正メッキと同じようにアルミニウム蒸着メッキを

ご希望される方もいらっしゃいます。

断然に電気を用いるメッキ方法の方が見栄えが大変良く

更に長持ち致します。

いずれにしても、旧車のプラスチックメッキパーツに再メッキ加工

リクロームされたい場合は、送って頂き剥離が出来るか

出来ないかを検品させて頂かなければいけません。