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個人様からメッキ加工(再メッキ加工)のご依頼で小さなバイクパーツでもお受けさせて頂いております。

当社にお問合せを頂くお客様の中に、個人様でバイクパーツの様な小さな部品をメッキ加工(再メッキ加工)して頂けますかと言うご質問が

御座いますが当然喜んでメッキ加工(再メッキ加工)させて頂きます。

この写真に貼り付けている様な小さいパーツ、ボルトでも大丈夫です。

この様な小さなパーツにも当社は上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工と言うメッキランクを用いてお客様に選んで頂き

お値段や納期、クオリティでご納得頂ける様にご提案させて頂いております。

当然、当社のメッキランクが上がれば上がるほど綺麗さや錆びにくさのクオリティは上がります。

反対に当社のメッキランクを下げれば下げるほど綺麗さや錆びにくさのクオリティは下がります。

納期もランクが上がればクオリティを上げる工程を行う為に下ランクよりも日数がかかります。

例えばユニクロメッキ加工が施されて経年劣化で錆が出ている小さなパーツに綺麗なパーツに戻したいと言う事でユニクロ再メッキでも

大丈夫です。喜んで加工させて頂きます。

但し、ユニクロメッキ加工に対してのメッキランク設定は御座いませんのでランクによって選んで頂く事は出来ません。

因みに、バイクパーツの様な小さい部品の多くのご依頼が当社のメッキランクである中メッキ加工(厚メッキ加工)をご希望される

お客様が多いのでメッキ加工をどう言う工程で行うかご説明をさせて頂きます。

まず、メッキ加工をされたいパーツがメッキが付いていたり塗装などの錆とめが付いていれば、それらを剥離剤によって取り除かなくては

いけません。塗装の場合は自動車修理業者様に有る様な剥離剤で行いますが、メッキが付いている場合はシアンでメッキを剥離致します。

塗装は夏の様な暑い季節だと直ぐ塗装が剥がれるのですが、冬などの寒い季節の場合は一日中剥離剤に漬けなければ塗装が剥がれません。

塗装を剥離してメッキが付いている事もよくある事なので、その場合はシアンでメッキを剥離しなければいけません。

シアンで剥離を行う場合は約1週間ほど漬け込みます。シアンが一番パーツを傷めにくく綺麗に剥離が出来るのでランクが高いメッキ屋さんは

剥離にシアンを使用いたします。

そのパーツに塗装やメッキが付いていない状態になったら次に行う工程がバフによってメッキをかけたい個所を研磨致します。

この研磨個所が多いか少ないかによってもメッキ加工の加工料金に差が出ます。

その素材が新品であるならばそうでも有りませんが経年劣化している部品の多くは錆やピンホール等の穴が有る為に銅メッキ加工した後

更にバフ研磨する事によって、その削れた銅の粉を用いてピンホール等の小さな穴に埋めます。

この作業で埋まらない穴は、楊板金加工か、アルミニウム製金属パテ等で表面補修を行わなければ綺麗になりません。

その場合、別途料金が発生いたします。(お客様によっては表面補修をされない。)

この表面を綺麗に整えてからメッキ加工へと移ります。

銅メッキ加工によってより見栄えのクオリティが綺麗に出来上がり、当然錆びにくくする大切な作業になりますのでながめに付け込みます。

次に行うメッキは、ニッケルメッキ加工です。このメッキは錆びにくくする効果が大変高く、当社の中メッキ加工(厚メッキ加工)はこの作業

において漬けっぱなしと言う独特な作業を行います。

最後に行うメッキ加工は、クロムメッキ加工です。皆様が望んでいるピカピカの綺麗にメッキです。

後は、仕上げで粒子が細かい研磨粉で磨き完成になります。

個人様のご依頼でバイクパーツの様な小さな部品も喜んでメッキ加工(再メッキ、リクローム)をお受けさせて頂きますので

お気軽にメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

メッキ塗装(吹付)とメッキ加工(電気メッキ)の方法とクオリティの違いをお客様(業者様、個人様)にご説明させて頂きます。

今回は、お客様(業者様、個人様)に極力分かりやすく、メッキ塗装とメッキ加工(電気メッキ)の違いをご説明をさせて頂きます。

なぜ今回その違いをご説明させて頂こうと思ったのが、当社にお電話やメールのお問い合わせによくメッキ塗装出来ますか?と言う

問い合わせが多く、そのご質問に当社(メッキ工房光沢屋)がお客様にその違いをホームページのブログを通してご説明をさせて

頂こうと考え配信させて頂きます。

メッキ塗装を簡単にご説明させて頂くと、塗装したい素材の面を磨いて番手を上げたところにメッキ色の塗料を吹き付けると言う事です。

メッキ加工(電気メッキ)を簡単にご説明させて頂くと、メッキをしたい素材表面の塗装や錆とめ(黒皮、アルマイト等)を剥離し

バフ研磨加工を行い電気による化学反応を利用し、まず銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工と言う工程で

加工を行う事です。(町の電気メッキの業者さんは銅メッキを省いて行う事もある。)

メッキ塗装のメリットは、殆どの素材、又形状が複雑な物に塗装でき、お値段も安くつく上に納期も早いです。

メッキ塗装のデメリットは、見栄えが塗装なのであまり綺麗では無く、長持ちしない。(メッキ加工、電気メッキと比べて)

メッキ加工(電気メッキ)のメリットは、大変綺麗で傷が付きにくく長持ちする。

メッキ加工(電気メッキ)のデメリットは、形状が複雑(狭く奥ゆきが深い)な物は奥の方までメッキが入りにくく

お値段が高い。(メッキ塗装と比べて)

あくまで私個人の感想で申し訳御座いませんが、メッキ塗装を選択されてメリットを感じる事が出来る事はあまり綺麗さを求めたり

長持ちしなくても良い物や室内などに置く物に対しては良いと思います。

それでは、納得されないお客様はメッキ塗装を選択されない方が賢明だと思います。

もっと分かりやすく具体的な事を言いますと、自動車やバイク、トラックの様々なパーツ、様々な綺麗さを重視する物、等はまさにメッキ加工

(電気メッキ)を選択すべきだと思います。

要するに、メッキ塗装をしても過度な期待はしない方が良いです。

一度、メッキ塗装の専門業者様にご相談されても同じ事を言ってくれると思いますのでお問い合わせされても良いかと思います。

なぜメッキ塗装が出来たのか?それはメッキ加工(電気メッキ)は綺麗であるし長持ちもするが手間がかかり値段が高くなるなる事から

少々見栄えのクオリティが落ち長持ちしなくてもより簡単に早く出来、値段を安くできる事を考えてメッキ塗装が出来ました。

ですので、メッキ塗装の業者様に依頼をして見栄えが悪い等のクレームは言ってはいけないと思います。

業者様なら勉強と思って当社(メッキ工房光沢屋)のメッキ加工(電気メッキ)とメッキ塗装を依頼し、実際に見栄えや長持ちの

クオリティを比べてみるのも良いと思いますよ。

せっかくですから、もう少し深くお話しさせて頂きますが、メッキ加工がメッキ塗装と全く見栄えや長持ちの違いが分かって頂いたと

思いますが、メッキ加工にも電気メッキ(湿式メッキ)と乾式メッキと言う種類が有り、この両者も見栄えや長持ちの違いが有ります。

電気メッキのメリットは見栄えの綺麗さと長持ちはどのメッキ方法の中でもダントツです。但し、お値段が高いです。

湿式メッキ(スパッタリング、アルミニウム真空蒸着メッキ)のメリットはメッキをかけたい素材に熱(75℃)をかけずに加工が出来

お値段も大量ロットでABS製品ならお安く加工が出来ます。但し、電気メッキレベルの見栄えと長持ちさは追求できない。

こちらも、アルミニウム蒸着メッキの業者様に依頼をし綺麗さを過度の期待からクレームを言うのはダメだと思います。

なぜならそれが、アルミニウム蒸着メッキ加工の見栄えの限界だからです。何回クレームを言ってやり直しても物理的要因でそれ以上

綺麗にはならないからです。

皆様がおっしゃるようにメッキの種類が大変多く何が何だか分からないし、どの工法が見栄えや長持ちのクオリティが良いのか

分からないと思いますが今回のメッキ塗装とメッキ加工(電気メッキ、乾式メッキ)の違いご説明お分かりになられましたでしょうか?

見栄えの良さと長持ちするクオリティのメッキ加工をお求めになる業者様と個人様は、メッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

当社(メッキ工房光沢屋)にメッキ加工をご依頼して頂いた時のメッキ加工料金とお見積りをお客様(業者様、個人様)にご説明。

当社にメッキ加工(クロムメッキ、カラーメッキ、ロジウムメッキ、硬質クロムメッキ、白金メッキ、古美色メッキ、金メッキ、金色メッキ、

銅メッキ、ニッケルメッキ、ユニクロメッキ、亜鉛メッキ、スパッタリング、アルミニウム蒸着メッキ、等)をご依頼頂いた時のメッキ加工料

金(お値段)とお見積りを業者様と個人様に分かりやすくご説明をさせて頂きます。

当社は代理店様とリピーター様のメッキ加工料金やお見積もりは初めての業者様と個人様に比べて値引きさせて頂いております。(ご依頼回数

やメッキ加工の個数によって変化致します)但し、初回の業者様、個人様も二回目のご依頼から値引き対象のお客様になります。

メッキの種類によってお値段が変わりますので、まずお客様から当社にご依頼が多いクロムメッキのお値段をご説明させて頂きます。

素材の種類によって加工料金のお値段が変わります。例えばスチール製品、ステンレス製品、アルミニウム製品、真鍮製品、亜鉛ダイカスト、

アルミダイカスト(アンチモニ)樹脂製品(A日S製品、ポリプロピレン製品、アクリル製品、FRP製品)等、この中で一番お安い素材はス

チールになります。反対に一番お高い素材はアンチモニになります。

その理由は、普通のメッキ加工のやり方ではクオリティが低くなるので手間を掛けた方法でメッキ加工をしなければいけない為です。

その次に、メッキ加工したいパーツに塗装や錆止めのメッキがされているか?いないか?でお値段が変わってきます。

当然、メッキ加工において手間がかかる程お値段が高くなるので塗装など無い方が加工料金はお安くなります。

次に、メッキ加工したい商品が新品か経年劣化したパーツかでお値段が変わってきます。

料金がお安くなるのは新品のパーツの方が経年劣化したパーツよりお安くなります。その理由は経年劣化したパーツは錆などがあったり

生地が悪いとバフ研磨の手間がかかる為、新品パーツより経年劣化パーツの方がお高くなると言う事です。

次に、メッキ加工したいパーツの大きさや形状でお値段が変わってきます。先程にもご説明させて頂いた様にメッキ加工の料金はその手間で

変わってくる為にメッキ加工したいパーツが大きければ大きいほど料金がお高くなり小さければ料金がお安くなります。

形状もただの板状なのかグリルなどの入り組んだ形状なのかで手間がかなり変わってきますのでグリルの方が板よりも料金がお高くなります。

次に、メッキ加工をしたいパーツの面が表面、横面、裏面の全てなのか?それとも表面だけなのか?によってお値段が変わってきます。

例えば、車やトラックのバンパーを例に致しますとトラックのオリジナルバンパー(舟形バンパーやキャデラックバンパー)や旧車のバンパー

とフェンダーが一緒になっている様なバンパーフェンダー一体型(縦、横)なのか?そうでは無くバンパーの端が曲がっていない縦型なのかで

縦、横、高さの大きさが大きければ、その分手間がかかりますのでお値段がお高くなります。

要するに、手間がかかりそうなパーツとそうでないパーツでメッキ加工料金に変動があると言う事です。

もう一つ例えますと、ホイルです。

自動車やトラックのホイルは素材がスチールやアルミにせよ、メッキが必要な面は一面だけです。しかしバイクのホイルはスチールホイル

アルミホイルにせよ二面メッキ加工が必要です。バイクは全面メッキが必要なので当然バフ研磨やメッキ加工自体も二面分手間が

自動車やトラックよりかかります。ですのでバイクのホイルの方が面積の割にお高くお感じになるかもわかりません。

次に当社は他社様とメッキ加工の料金が決まる大きな違いが有ります。それが当社の売りでも有りますが、それは上メッキ加工、

中メッキ加工、下メッキ加工と言うメッキ加工にランクが御座います。字の如くお値段がお高いのは上メッキ加工で一番お安いのは

下メッキ加工になります。その理由は、お客様の全ての方が上メッキ加工や中メッキ加工を必要とされていないお客様がいてらっしゃるので

当社はメッキ加工をランク分けしてお客様のニーズにあったお仕事をさせて頂いております。

但し、何と言っても上メッキ加工や中メッキ加工は大変に素晴らしいクオリティです。

どんなお仕事でもそうですが、量産型のお仕事では無く少ロット優先で手間をかけ加工の仕方を工夫するクオリティ重視のお仕事は当然クオリ

ティが良いです。

この様なパーツの状態やお客様のクオリティの考え方でメッキ加工の料金が変わってきます。(大きな変動が有る。)

メッキ加工のご説明で分かりやすく丁寧なメッキ工房光沢屋にご依頼下さい。

タンク製品(2トン車用)塗装付きで経年劣化による錆及び腐食が有りバフ研磨がし難いパーツをメッキ加工するご説明。

この写真のパーツは、2トン車のキャブの後方下に付いているタンクです。

素材はスチール製で塗装があり、経年劣化から錆も有ります。

4トントラックや大型トラック、トレーラー等のマニア様や車両屋さんからのエアータンクにメッキ加工して欲しいと言うご依頼は来ますが

2トン車はあまりにも見えない所に装着している事からご依頼が有りませんでした。それによって、このお客様の拘りが凄い事が分からます。

タンクパーツには様々なタンクが御座います。トラックやバイクなどの燃料タンクや4トン車や大型トラック、トレーラーのエアータンク

タンク製品をメッキ加工する為にタンク内部を洗浄できる事が条件になります。要するにタンクをメッキ槽に入れる事でタンク内部の汚れ等が

メッキ槽内部が汚れる他、銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ、各槽に違うメッキ液が入ってしまう事をふさがなくてはならないからで

す。ですのでタンクに2つ以上の内部洗浄できる程の穴が必ず必要になります。

この条件は、どこのメッキ屋さんでも一緒です。

当社の上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工も同様に穴が2つ以上開いていなければメッキ加工は不可になります。

どうしてもメッキ加工をしたい場合はドリルなどで穴を開けなくてはいけません。

今回ご依頼のタンクパーツには2か所エアーの出口が有りますので当然メッキ加工は出来ます。

まずメッキ加工を行う前に必要なのは塗装剥離と錆を溶かします。この剥離剤はメッキ屋さんによって違うのですが

当社はシアンを使います。その理由は、シアンが一番綺麗に剥離が出来る事からパーツが綺麗にメッキが付きます。

その為、見栄えの綺麗さやメッキが剥がれない様になります。

完全に塗装剥離、亜鉛剥離が完了するとバフ研磨を行いますが、写真をご覧になられるとお分かりになるかと思いますが、タンクを車体に

取り付けるステーやパイプが付いている事からタンクも小さいので磨き難く、磨けない個所はルーターなどを使用しなければいけません。

バフ研磨終了時、タンクを見ると顔が写っている状態が望ましいです。

メッキ加工を行って綺麗に仕上げる為にどれだけ綺麗に磨き番手をどれだけ上げて行けるかに見栄えのクオリティが良いか悪いかが

変わってきます。ですのでこの作業の技術が高いメッキ屋さんはクオリティが良い商品をお客様に提供出来ていると思います。

続いてメッキ槽に研磨が終了したパーツを入れるのですが、鉄粉や研磨粉を綺麗に洗い流してメッキ槽に入れます。

街のメッキ屋さんレベルでは、スチール製品の場合ニッケルの槽に漬けますが、当社は銅メッキ槽に漬けます。

この作業のメリットは銅メッキをかけて行う綺麗さと銅メッキをかけないで行う綺麗さでは差が出ます。

当然、銅メッキを入れた方が綺麗に仕上がります。

メッキをかけたいパーツにピンホールが多い素材や錆が多い素材の場合、銅メッキ加工後、もう一度バフ研磨し削れた銅の粉を利用し

ピンホールを埋めます。こう言う作業も手間を掛ける事によって見栄えのクオリティが良い風に変わってきます。

この作業が終了するともう一度、銅メッキ加工を分厚めに行います。ながめに銅メッキ槽に漬けこむ事。

次にニッケルの槽に漬けこみますが、この作業はニッケルを分厚くする事によって錆びにくくする他、先程でも埋まらない少し大きめの

ピンホールがメッキ厚によって見えなくなります。特にメッキが入りにくい形状のパーツの場合もニッケルをながめに付け込む作業を

行う事によって綺麗にメッキがのります。商品の素材や新品か古いパーツかパーツの形状が複雑なのかどうか等によって

職人の経験や腕が達者かどうかでクオリティの良し悪しが変わります。

私が言うのはおかしいかも分かりませんが当社の職人は大変腕が良いです。

ニッケルメッキ加工が完了しますとクロムメッキ加工致します。この作業のなが漬けのメリットはクロムの光沢をより永く維持する事が

可能になります。当然、メッキが付いているパーツを長年使用していると洗剤で洗ったり、飛び石、ホコリ、日光等様々なストレスがメッキ

パーツにかかり色合いがあせたり、下地のニッケルが見えてしまったりしてしまうのを防ぐ事が可能になります。

お値段が町のメッキ屋さんより少し高くても、のちのちクオリティ重視のメッキが長持ち致しますので大変お得になります。

分かりやすく言うと市販されている程度が悪いメッキ、あれを安いから買って直ぐ錆びるは、メッキが剥がれるわ、あんな残念な事は

有りませんよね。そう言う事です。

そう言うパーツを満足してお買いお求めになられる方には良いかもしれませんが・・・

ハイクオリティを望まれている業者様や個人様、お気軽にメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。お待ちしております。

大手メーカー様のFRP製オリジナル顔面(頭部)パーツにクロムメッキ加工(メッキ加工)した商品のご紹介をさせて頂きます。

この商品は、大手メーカー様からのご依頼で展示用に作られたFRP製顔面(頭部)パーツにクロムメッキ(メッキ加工)した状態です。

FRP製品は、ABSやポリプロピレンと違ってピンホールや巣穴が有る事からメッキ加工(クロムメッキやカラーメッキ)には適さない

素材である事から皆様が普段ご覧になるメッキがかかった樹脂製品はABS製品等が殆どなのです。

例えば、自動車の樹脂パーツにメッキが付いている樹脂パーツの殆どがABS製パーツにメッキ(クロムメッキ)がかかっています。

バイクの樹脂パーツのトラックの樹脂パーツも自動車と同様です。

大手メーカー様は大量にメッキパーツを生産しなければなりませんので、メッキ加工が比較的しやすくコストが安く済むABS製品に

メッキ加工をすると言う意味合いです。

今回のFRP製顔面(頭部)パーツは大手メーカー様の試作品になる為、スパッタリング指定での加工となります。

加工の前に気を付けなければいけないのは汚れや塗料が付いていない事が前提になります。

その理由は、先程もご報告させて頂いた様に、FRP製品には必ず大かれ少なかれピンホールや巣穴が有り、その部分に汚れや塗料の様な

異物が入ってしまった場合、薬剤で取り除く事が出来ない為メッキ加工をしたとしても見栄えのクオリティが悪く剥がれやすくなります。

それらの理由からFRP製品はどの様なメッキ加工の方法でも新品のみになります。

この顔面(頭部)パーツの表面全体を静電気で付着したホコリなども取り、表面のピンホールや巣穴を特殊な素材で表面補修を行い

それらを埋めてしまいます。

真空蒸着メッキと似ています(全く違う)が、真空度が大変高い機会に治具にパーツをかけ、アルゴンガスによってクロムを大変速いスピード

で高真空状態の中で叩きつける事によってクロムがパーツに付きます。

この作業が終わってパーツを取り出すとメッキが付いている表面が濡れていますので、ホコリが付着しない部屋で乾かします。

この乾かす作業は静電気によってホコリが付いた状態で仕上げにかかりますとメッキ表面にホコリ痕が付き、見栄えが汚く見えてしまうので

ホコリが極力無い部屋で乾かす事が大変重要です。(ある意味、一番大事)

パーツが完全に乾くと次に行う作業は、トップコートと言うメッキ(クロムメッキ)を保護する膜を張ります。

この作業を行う事によって雨やホコリ、飛び石、外的要因での傷を着き難くする大変重要な作業です。

電気メッキの様にメッキ厚が無い為にこの様なトップコートを使って表面保護をする作業を乾式メッキは行わなくてはいけません。

このスパッタリングは、当社で行っている上メッキ加工(表面補修)では御座いません。

あくまでも、大手メーカー様からのスパッタリング加工指定です。

しかし当社のスパッタリング加工でも写真の様な綺麗さをお客様にご提供出来ます。

そのクオリティを皆様にご覧頂きたくて、影での見栄えの良さと明るい状態での見栄えの良さを今回のブログにアップさせて頂きました。

更にクオリティを上げるには、当社の上メッキ加工になります。

腐食があるアルミニウム製シマ板にメッキ加工(クロムメッキ加工)を行う為のお客様にご説明。

このパーツは腐食しているアルミニウム製シマ板をメッキ加工(クロムメッキ加工)した写真です。

代理店様のご依頼で、オーナー様が使用している自動車に取り付けていてシマ板に腐食と傷がある状態で下ランクのメッキ加工を

ご希望されて加工させて頂きました。

アルミニウム製品の多くは錆止めとしてアルマイト加工されている事が殆どでその錆止めを剥離するところからまず加工が始まります。

剥離を省きバフ研磨や板金等を行うとメッキ加工を行った後にアルミニウム表面にメッキの、のりが悪くメッキが浮いていたり、

剥がれてしまったり、見栄えが悪かったりとお客様にとって散々な悪い結果になってしまいます。

ですので、順番通りにアルマイト剥離を必ず最初に行わなくてはならません。

綺麗にアルマイト剥離が出来ましたら、バフ研磨で全面を磨きますが、特に腐食痕が有るところや浅い傷が有る場合、その箇所は念入りに磨く

事も鉄則です。今回は下ランクでの加工となりますので板金や表面補修等は行わず、銅メッキ加工に入ります。

(因みに、バレル研磨する場合も御座います。)

次に行うのがもう一度バフ研磨加工し、銅メッキの粉をピンホールに埋めてメッキ加工後の仕上がりを良い物にする事も大切です。

その際、腐食痕や傷等のピンホールより大きい物は埋まりませんので板金加工(楊板金加工やアルミニウム金属パテによる

表面補修加工)を行う必要があります。

そしてニッケルメッキ加工を行いますが、当社の中ランクの様にメッキ槽に漬けっぱなしでニッケルを分厚くする事は行わず、

ある程度表面に付くとニッケルメッキ槽から商品を上げてしまいます。(町のメッキ屋さんはこのレベル)

この際のポイントとしては、見栄えもさることながら腐食しにくくするメリットがあるニッケルを分厚くする事がお客様にとって

良いと思います。

この工程が終わりますと、クロムメッキに入りますが因みにクロムのメッキ槽の溶液の色は黄色で皆さんが想像している様な銀色では

御座いません。

クロムのメッキ槽に漬けてメッキ加工(下ランク)は終了となります。(各、メッキ槽から次のメッキ槽に漬ける前には純水で液を

丁寧に流します。この作業は町にメッキ屋さんでも必ず行っている作業です。

理由はメッキ槽に違う液が入る事により各それぞれのメッキの純度が低くなりメッキ加工を行う上で商品としてお客様にご提供出来る

事が出来ないからです。

メッキ屋さんでもピンキリですが、やはり当社の様に少ロット優先にクオリティを重視する工法を用いてメッキ加工する方が

良いに決まっています。

あくまでも、今回は下ランクのご説明ですが当社としては、最低でも中ランクのメッキ加工をお勧め致します。

希少価値の高いスチール製グリルを板金加工後に再メッキ加工(リクローム)したビフォー、アフターのご説明。

ご覧のパーツは希少価値が高い錆びていてあたった痕が大変酷くボコボコのスチール製グリルを板金加工し再メッキ加工した状態の写真です。

写真のグリルアップ写真に布のほこりが残っていますので、傷では御座いません。

大きさは長さ2380ミリで、グリルとグリル枠を業者様がスポット溶接をドリルで飛ばして頂きました。

後にステンレス製ボルトで固定するとおっしゃっていました。

ヤフオクで中古グリルをお客様がご購入されて板金加工した後に厚メッキ加工してトラックに装着したいとのご要望でご依頼して頂きました。

この写真の中でアップ写真の箇所が板金加工した所ですが綺麗に仕上がっていますので分からないと思います。

この商品の加工の仕方ですが、まずメッキがかかっていますのでシアンによるメッキ剥離を一週間ほどかけてグリルを漬け込みます。

メッキ(銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ)が剥離が終了致しますと、元々のスチール素材その物になり、この時には錆もシアンで

溶けている状態になります。

次に行う作業はバフ研磨作業によって素材の面を綺麗に磨きますす。最低でも360番位は磨かなければいけません。

因みに磨ければ磨くほど綺麗にメッキがかかります。

バフ研磨終了後、板金加工を行うのですがこの時にお客様に凹みも個所と腐食痕の場所と板金加工した時の見栄えのクオリティと

お値段をご連絡致します。

お客様によっては板金代金の予算が限られている場合、幾ら分まで綺麗に板金加工して下さいと言ってもらえる事によってお客様も

加工賃の追加分をご心配せれなくて済みます。(中メッキ加工の場合のみ)

今回のお仕事はお客様のご予算内で板金加工が済みました。

板金加工で使う物は真鍮です。板金加工には様々な素材を使用致しますが、一番良いのは真鍮を使用する楊板金です。

車屋さんが楊板金されてもメッキをかけた時に板金痕が残りますのでおやめになられた方が良いです。

楊板金終了後、もう一度、バフ研磨によって板金加工の表面と元々の素材の面を平らに磨きます。

どんなにボコボコでも楊板金をして綺麗になる訳では御座いませんので上メッキ加工での再メッキ加工もご検討されなければいけない事も

御座います。

この時点でやっとメッキ加工前の下地作業が終了となります。

厚メッキ加工(中ランク)と特殊メッキ加工(上ランク)のメッキ加工(再メッキ加工)する際の最大の長さは2400ミリ以内になります。

下ランクは3000ミリでもメッキ加工は出来ます。

次に行う工程は銅メッキ加工を行いもう一度バフ研磨によってピンホールを削れた銅によって埋めます。

この作業が終了致しますと、お客様が厚メッキ加工をご希望されていますので

もう一度銅メッキ加工を分厚く行い、ニッケルメッキも分厚くし、最後にクロムメッキ加工を行います。

メッキの仕上げの為に細かい粒子の青粉で磨いて終了です。

お客様(個人様、業者様)のクオリティに対するお考えとお値段で選んで頂く事がお得になると思います。

丁寧なご説明でご納得して頂く事に徹します。メッキ工房光沢屋にご相談ください。

2トン車用ドア横パネルを業者様が板金せれてメッキ加工を依頼して頂いたパーツのご説明。

この写真は業者様が2トン車のドア横(キャブ)を切断されてメッキ加工をしたい為に送って頂いた状態です。

大型トラックや中型や中型トラックの寝台パネル(ドア横部分)は購入する事が可能な車種も有りますが、2トン車はベットが付いていない為

ドア横パネルは御座いません。

この2トン車のオーナー様がお取引されている業者様にご相談されて、同じ型のドア横を切断し穴が開いている所を楊板金されました。

今回のパーツをメッキ加工でご依頼して頂いた業者様は、ご自分で楊板金を頑張ってして頂きましたが、当社のブログでのご説明に御座います

様に、板金する時は塗装が付いている場合は塗装剥離した後、シアンに漬け込んで素材その物にしてから楊板金が鉄則。

メッキが付いているパーツの場合も、シアンに漬け込んで素材自体にしたから楊板金が鉄則です。

この工程はパーツをメッキ加工が終了し見栄えを確認致しますと歴然とクオリティが変わります。

業者様で楊板金技術が達者であっても、メッキ加工の工程を飛び越えて加工致しますとパーツをメッキ加工して欲しいと依頼して頂いたお客様

も当然がっかりされるだけでなく、それを受けた業者様も信頼を損なってしまう事にも繋がりますのでシアンでパーツを付け込むまでは

楊板金はされない事が良いです。

この状態からまず行わなければいけないのは塗装剥離ですので車屋さんに有る塗装剥離剤で剥離致します。

そう致しますと素材が出てきますが(今回の素材はスチール)スチールには元々錆止めのメッキがされている事が殆どですので

シアンに漬け込んで更に剥離し素材その物にしなければいけない訳です。

この状態でやっと板金加工へと移る事が出来ます。

その際に気を付けなければいけないのは、真鍮を用いた楊板金が鉄則です。

真鍮は元々錆に強い素材です。例えば、洗面パーツや鍵など、錆びると特に困る所に使っている素材が真鍮なのです。

もう一つ板金の際に気を付けなければいけないのは、素材と板金痕との段差です。

もっと分かりやすくご説明させて頂きますと真鍮部分とスチール部分の境目です。

大抵の業者様の楊板金は爪で引っかかる位の仕上がり具合ですが当社の楊板金は引っかかりが無い為にメッキ加工で仕上がると

板金痕が分からなくなります。

基本、当社にお任せ頂く方がクオリティも上がりますし、お値段もお安くなりますのでお勧めです。

この爪で引っかかる程度の板金ではメッキの厚みがあってもカバー出来ません。

板金加工出来上がりの次の作業は、バフ研磨によって顔が映る位まで磨きます。

やはりメッキの仕上がりを良くする為には大変に大切な作業になる為に、熟練した研磨職人の腕が必要になります。

当社は研磨作業における大切さを重視している為に専門の研磨業者様に業務委託しております。

やはり餅屋は餅屋と言われる様にメッキ屋さんのバフ研磨とバフ専門業者様の仕上がりは全く違います。

この時点でメッキ加工前の下地作業が完了した状態になります。

今回業者様のメッキランクは、当社の中ランク厚メッキ加工ですので通常よりも分厚くメッキをかけます。

個人様、業者様のクオリティに対するご要望、ご予算や納期をお聞きした上でメッキ工房光沢屋はメッキランクを

お客様に丁寧にご説明しご提案させて頂きます。

個人様、業者様(法人様)にグリルを再メッキ加工(メッキ加工)と板金加工した後のクオリティのご説明。

数週間前ブログに貼り付けとご説明をさせて頂いた希少価値が高い旧車のグリルを板金後、厚メッキ加工(中ランク)を施した状態を

個人様と業者様(法人様)に丁寧にご説明をさせて頂きます。

ご覧の写真は、ビフォー、アフターです。

お客様のお話では、このグリルは数十年前のアメ車グリルで新品を本国からの取り寄せで16万円(送料別)で手に入るパーツだそうです。

16万円の新品グリルパーツにアメリカからの送料がかかる経費や違った商品が届く危険性のデメリットを考えて、お客様が当社に再メッキ加

工と板金加工をご依頼して頂きました。

再メッキ前の写真に有ります様に、グリル正面の上は錆が酷くメッキ(銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ)を剥離すると

錆が裏まで貫通する様な状態ですので、再メッキ加工前にお客様へ丁寧に分かりやすく板金加工が必要である事をご説明をさせて頂きました。

お客様のご返事は、メッキランクが厚メッキ加工(中ランク)で楊板金加工有りで正式な御商談が成立致しました。

前回にビフォーのご説明をさせて頂いておりますので省かせて頂きますが、当社の中ランクのメッキ加工(再メッキ加工)は銅メッキを分厚く

ニッケルメッキも分厚く施しクロムメッキ加工する事によるクオリティになりますので、当社の中ランクメッキ加工(厚メッキ加工)でも

十分なハイクオリティになります。

但し、この様な錆が酷く剥離すると穴が開いてしまう様な状態ですとメッキ加工を施す前に板金をしなければ、腐食痕が残ったり

穴が開いた状態での見栄えの悪さになってしまいます。

メッキの分厚さで見栄えの悪い箇所を補う事は物理的に不可能です。

今回、このスチール製グリルを真鍮を用いた板金(楊板金)加工した箇所はグリル正面の上を全体的にさせて頂きました。

剥離致しましたら、メッキで見えていない個所にも腐食痕や小さな錆の貫通穴があったりと大変な板金となりましたが

思っていたよりも板金工賃がお安く済みました。

メッキ代金と板金加工賃と送料を足しても、かなりお安く済んだ様に思います。

当社の板金担当者は、昔ながらの真鍮を用いた板金技術に長けている他、旧車のエンジンパーツが壊れてそのパーツが手に入らない事が

あったとしても、その壊れたパーツを作り直してしまう程の腕も持ち主です。

そのわりに、お値段もお安く済む様に努力してくれます。

あまりにも錆が酷く、板金してもお客様がお求めになる見栄えのクオリティまで到達しない状態のパーツは上メッキ加工による

再メッキ(メッキ加工)をお勧め致します。

その重たる理由は、再メッキ加工(メッキ加工)したいパーツがスチールグリルの様に素材が薄い場合、腐食部分の周りまで真鍮を溶かして

板金を行う事でその薄い周りまで溶けて穴が広がってしまう様な場合も素材の悪さから有りうる為です。

この様な事からも、写真を添付した位でお見積りやクオリティ、納期のお話がお客様に出来るはずが御座いません。

万が一、適当にお客様にお話をしてしまった場合、お客様にとっても当社にとっても、より良いお付き合いが出来るはずが御座いません。

しかしながら、今回のブログに貼り付けさせて頂いた写真の様な腐食痕が有ったとしても、当社の中ランク(厚メッキ)でもこの位の見栄えの

クオリティをお客様にご提供させて頂く事は可能です。

再メッキ加工やメッキ加工のご相談は特化しているメッキ工房光沢屋にご相談ください。

お客様(業者様、個人様)がメッキ加工依頼されたパーツへの治具取り付け穴が必要な状態のご説明。

今回の商品は、三菱キャンター(2トン車)用のSUS304片面400番研磨を使用したドアガーニッシュにメッキ加工を施し光沢感を出し

見栄えのクオリティを上げる前の状態の写真です。

ステンレスの厚みは1.6ミリ程でご覧の様に曲げ加工をし強度を高めています。

メッキ加工を行う為には、必ずパーツに引っかかりが必要なのですが、その理由は当社の様な本物のメッキ加工を行う工程にはパーツを電気に

よる通電効果によって、銅メッキ加工やニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工致しますので電気を通す治具を引っ掛ける穴が必要になりま

す。

その為に、パーツの形状や大きさによって穴を開けて治具を通しメッキ加工を行うのです。

この様な小さくて素材の厚みが薄いと写真の箇所に穴を開けると一番見栄えも良くなります。

ホイルであろうが、ドアであろうが、バンパーであろうが必ず治具を使いますので裏面や見栄えが悪くならない場所に治具をかけれる場所があ

るか、職人が判断しなければ、はんだ付け等によって治具を付ける事も有ります。

よく治具をかける場所は、スチール製バンパーの場合、バンパー裏面には必ずステーやボルトが付いています。

その場合、そこに治具をかけてメッキ加工したり再メッキ加工(リクローム)致します。

スチール製グリルも、スチール製バンパーの様にステーが付いていたり、ボルトが付いていますので、その部分を治具をかけメッキ加工を

致します。まれに、無い場合ははんだ等で治具を付けてしまいメッキ加工を行います。

ホイルなどは、形状が丸いですので専用の特殊な治具が有り、それを使用する事でメッキ加工や再メッキ加工が出来ますので

治具で悩む事は御座いません。

もっとも大きなパーツの一つに、ドアが御座います。

どのメーカーのどの車種にも裏面に治具がかけやすい個所が有り、治具をかける細工を行う必要が御座いません。

分かりやすく治具を引っ掛ける箇所をご説明させて頂くと、ネジやボルトを通す穴であったり魚を釣る時に使う針の様な物が引っかかる

所が有ればその部分に治具をかけるとイメージして下さい。

今までの経験上、小さくて素材が薄いパーツには治具をかけれる箇所が無い様に感じますが、案外大きなパーツには治具をかけれる所が

沢山ある様に思います。

当社の代理店様の殆どが、治具がかからないパーツには穴を開けられて送って頂く事が有りますが、初めての業者様や個人様は

難しいと思いますので、当社で治具に必要な細工をさせて頂いておりますので、ご安心ください。