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個人様と業者様がメッキ加工したいパーツの一部を養生しなければいけない個所のご説明。

お客様(業者様、個人様)がメッキ加工したい時、必ず養生しなければいけない個所のご説明をさせて頂きます。

金属製パーツでよくある養生しなければいけない物の一つに、ボルトがあります。

小さいボルトには養生できませんが、通常のボルトにメッキ加工しますとねじ山にメッキが付く為に、メッキ加工が済んだボルトを

パーツの装着すると、ボルトが入りません。

その原因はねじ山の様にでっぱりが有る部分はメッキがよくかかる性質が有る為に、その部分が分厚くなりボルトが穴に通らなくなります。

この様にならない為に、ねじ山に養生を致します。メッキがかからないといけない部分とかかってしまうと装着できない部分をあらかじめ

知らなくてはいけません。

樹脂パーツの殆どの裏面には、ボディーに取り付けれる様に取り付けパーツが付いています。

その部分にメッキがかかってしまうと分厚くなった事でボディーに装着できなる為に養生しなければなりません。

当社(メッキ工房光沢屋)はその様な、取り付け部分やねじ山にメッキがかからない様に養生をさせて頂いております。

世の中には、様々なパーツが有りこの部分をメッキ加工すると後に、装着できないと分からない事も御座いますので

お客様でお分かりでしたらパーツを送って頂く際に、その部分に目印を付けて頂く事で当社がメッキ加工をする際に養生させて

頂きやすいのでお願い致します。

メッキ加工を行う際に、養生の為に使用する物は銀紙や専用ねんど、専用テープ等パーツの素材や養生をしなければいけない個所の大きさで

養生で使用する物を選択させて頂いて加工しております。

養生が必要とされるパーツの代表的な、スチール製バンパー、樹脂製バンパー、スチール製グリル、樹脂製グリル、アンチモニ製アウタードア

ハンドル、樹脂製アウタードアハンドル、インナードアハンドル、ダッシュボード、自動車、トラックの内装パーツ全般、金属製リフレク

ター、樹脂製リフレクター、金属製コーナーパネル、樹脂製コーナーパネル、金属製エンブレム、樹脂製エンブレム、エンブレムマスコット全

般等の裏面の多くに養生加工してメッキ加工致します。

あらかじめパーツに養生が出来ない物や箇所のご説明。

小さい物には養生が出来ません。その理由は、手作業にて養生加工する為に指の第一関節より小さい箇所への養生は難しい為に出来ない事も

御座います。メッキ加工したい表面(メインの面)に養生は出来ません。理由は、メッキがかかっている部分とメッキがかかっていない部分の

間に厚みによる段差が出る為に、メッキ剥がれの原因になる恐れがある為に。

パーツとパーツが専用ボルト等の止め具が付いている物へのクロムメッキ加工が出来るか出来ないかのお客様にご説明をさせて頂きます。

ご覧のパーツは、トヨタの量販車ドアハンドルパーツです。

このパーツの状態は、メーカーの新品パーツでABS製樹脂に塗装がされていて可動する部分にはグリスが付いています。

この自動車の場合、ドア4枚ある内の1枚だけがメッキでは無くご覧の塗装みたいです。

それで、業者様からのこのドアハンドルをクロムメッキ出来ないかとご相談を頂いた訳です。

その答えはメッキ加工は出来ますと言う事なのですが、今回のドアハンドルはつ以上のドアハンドルと違い2つのパーツが専用繋ぎで装着し

可動出来る状態なのです。

この可動する状態で強引にメッキ加工致しますと、メッキがかかっている部分とメッキがかかっていない部分に見栄えの悪さと、

メッキが剥がれやすくなる為に、可動部をばらさなければならない事になります。

当社(メッキ工房光沢屋)で出来る事はさせて頂くのですが、そういう技術は業者様の方がうまく確かな仕事をされますので

メッキ加工をしたいパーツを送って頂く前に可動部等の箇所はばらして頂く事が良いのです。

万が一、ばらさずに送って頂いた場合は、当社指定の業者さんにて有料でばらさせて頂く事になるか、ご返送させて頂く事の何れかになりま

す。

今回は樹脂パーツの場合を例に挙げさせて頂きましたが、金属パーツも同様になります。

現行車の殆どが、ドアハンドルの素材は樹脂ですが、旧車のドアハンドルは金属パーツになっています。(アンチモニ、真鍮)

旧車のドアハンドルの裏も専用パーツ(バネ等)が装着されています。

この様な場合もメッキ加工をする場合は外さなければ加工出来ません。

この様な、ドアハンドルもそうですが他のパーツで同じ様な事が考えられるパーツは、スチール製バンパーに付いている専用ボルト、

スチール製グリルの裏面に装着されている専用ボルト、リフレクター裏面に有るソケットや専用ボルト、ナット、

バイクのパーツで言いますと、タペットカバー内に付いているグリス、フレームに装着してある専用ボルト、マフラー内部の汚れや触媒、等

様々なパーツの裏面にはメッキ加工とは関係ない物が装着されていますので、ご確認をお願い致します。

因みに、メーカー様のメッキパーツにメッキ加工せれている場合のパーツの作り方は、塗装がかかっていない状態で表面がツルツルでシボが

ないABS製樹脂にメッキ加工をして、バラバラになっているパーツを組み立てて完成させる工法ですので

結局、私たち専門メッキ業者もメーカー様の様にバラバラの状態でメッキ加工して組み立てをしなければ製品が完成しない事になるわけです。

メッキ加工についてのご相談は専門業者のメッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

オリジナル(ワンオフ)製作物ステンレス製バンパーとバンパーガードメッキ加工のご説明。

この商品は、オリジナル(ワンオフ)製作物ステンレス製(2B)パイプを製作会社で創られたバンパーとバンパーガードにクロムメッキ加工

した状態です。

大変綺麗に製作されていました。

このオリジナル(ワンオフ)製作物ステンレス製バンパーとバンパーガードのオーナー様は、昨年にもオリジナル(ワンオフ)されたサイドバ

ンパーに当社(メッキ工房光沢屋)にてメッキ加工させて頂き、出来に大変綺麗で喜んで頂いたので、一年かけて製作したオリジナル(ワンオフ)製作物

フ)製作物ステンレス製バンパーとバンパーガードのメッキ加工依頼をして頂きました。

前回同様、ステンレスの2Bで創られていました。

メインのバンパーはステンレス製パイプに少し曲げを入れ角度をつけ、同じ状態のパイプを裏面でステーで二本溶接しています。

送って頂いて箱の中のステンレス製バンパーを検品させて頂いた時の感想は、大変に格好よくオリジナル溢れるクオリティに感動したのですが

溶接時にメインの面に触れてしまったであろう所に火花痕が有り、あーーっとバフ研磨で綺麗になるかなーと心配になりました。

その箇所は、バフ研磨によって綺麗に面が取れたのでほんと良かったです。

次に、ステンレス製バンパーガードですが頑張ってステンレス製パイプを丁寧に曲げ加工し左右のバランスもとれています。

このパーツには溶接時に触れた火花痕は見当たらなく出来は良かった状態でした。

これらの商品はステンレス製ですので、バフ研磨はスチール製品の様な荒目のバフは使用せず、必ず、ステンレス面がヘアーラインの様に

ならない為に番手を上げて磨かなくてはなりません。(火花痕があったとしても300番手以上)

パイプとパイプの溶接部は綺麗に加工していないと見栄えも悪いしくぼみ部分が磨き難い為クオリティが下がってしまいますので

かなりの技術が必要になります。

余談ですが、どの素材にメッキ加工するにしても磨きが大変重要になります。(見栄えを気にしないお客様は別ですが。)

その為、通常のバンパーの様に面が真っ平らでバフが当たりやすい形状なのか、このオリジナル(ワンオフ)製作物パーツの様にパイプと

パイプの間が大変狭くバフが当たらない状態なのかによって見栄えが変わる可能性がある為に、磨いてから溶接する方が良いと考えられます。

と言いましても、この様な事は私たちの様な専門業者でなければ分からないと思いますので、オリジナル(ワンオフ)製作物を創られる前に

ご相談をされてから加工せれることが、お客様や依頼を受けた業者様にとって良いです。

少しでも、クオリティの良いオリジナル製品を作る為にメッキ工房光沢屋にご相談ください。

当社(メッキ工房光沢屋)の板金加工についてのご説明。

今回は、当社(メッキ工房光沢屋)で行われる板金加工についてお客様にご説明をさせて頂きます。

板金加工と言いましても様々な板金が有りますが、曲げ加工やレーザーによる溶接等、この様な板金加工は当社(メッキ工房光沢屋)に専門の

機材もそれを扱う職人もいない為、どうしても曲げ加工や溶接等の板金加工もして欲しいと言うご要望が有る場合は、提携先の専門業者様に委

託させて頂く事になります。

再メッキ加工やメッキ加工でよくある板金は、その素材自体が凹んでいたり歪みがあったり、腐食痕や穴が開いている場合に板金をさせて頂く

サービスをさせて頂いております。(有料)

業者様でよく行われる板金の一つではんだによる板金が御座いますが、この場合業者様がはんだ板金されて送って来て頂いた場合は

当社の下メッキ(町のメッキ屋さん)レベルで加工させて頂く事になります。

但し、お値段は追加料金になりますが、業者様のご指定で当社の中メッキ(厚メッキ)や上メッキ(表面補修メッキ)に変更される事は可能で

す。

当社(メッキ工房光沢屋)の中メッキ加工(厚メッキ加工)で板金加工もご要望される場合は、真鍮を溶かした楊板金加工に限らせて頂きま

す。

その理由は、腐食に強い金属で強度も高く、見栄えのクオリティにも適している為に楊板金加工をさせて頂いています。

その板金加工が必要とされる場合は、パーツの凹みや歪み、腐食痕や穴が開いている、又はピンホールがバフ研磨で追いつかず、銅メッキ加工

でも埋まらない場合、楊板金加工が有効です。(有料)

その場合、大人の親指第一関節から上の部分の板金加工代金は、9500円から10000円位になります。

(その傷や凹みや腐食痕、歪みの状態で多少価格変動有り)

当社(メッキ工房光沢屋)の上メッキ加工(表面補修メッキ加工)の場合は、例えば錆が酷く、少し腐食による穴が開いていた場合

その部分だけでは無くバンパーの見える表部分を全て細かい粒子のアルミニウム製金属パテで表面補修し更に錆びにくくする為に

プライマー処理もさせて頂きますので通常の板金加工とは意味合いも考え方も違います。

この上メッキ(表面補修メッキ)のメリットは、板金加工しても物理的に綺麗にならない様なパーツの状態の時や、少しでもパーツを腐食させ

たくない場合等のお考えである場合は、このメッキ加工の方法が良いです。

この様に当社(メッキ工房光沢屋)のメッキ加工(再メッキ加工)は、お客様それぞれで、そのパーツへのお考え方は様々ですのでご納得してメッキラ

頂いてメッキ加工のランクを選択してご満足して頂く理念をもって営業させて頂いております。

ご不明な点や、分からない事が御座いましたら、メッキ工房光沢屋迄お気軽にお問い合わせ下さい。

業者様が旧車のバンパーを再メッキ加工する為に凹み部分を板金加工された状態のご説明。

この写真は、旧車のバンパー再メッキ加工の為に業者さんが板金されて送って頂いたバンパー板金の裏面と表面のアップ写真と全体写真です。

バンパーのコーナー部分に傷が付いているのは皆さんお分かりになると思いますが、その部分が凹みが有ったようです。

裏から綺麗に表にかけて面を出されています。

たたき出す板金技術としては中々の物だと私は思います。

しかし、再メッキ加工(メッキ加工)するにおいて、板金をする前に必ずしなければいけない事があります。

それは、メッキを剥離する事です。その理由は、写真を見て頂くとお分かりの様にサンダー痕の様に傷が付いていますが

この傷にメッキが入ってしまいクオリティが下がる他、もう一度、シアン剥離し板金をしなければいけないのです。

業者様は良かれと思って板金をして頂いたのですが、残念ながら全てが無駄になってしまっていると言う痛ましい事に。

板金加工する前に、シアン剥離していればお値段もお安く手間も無駄ではなかったのに。

そんな事、再メッキ加工の専門業者に聞かなければ分からないので仕方がないのですが・・・

お客様(業者様)が無駄な手間を省き、お得になる為にまず、再メッキ加工(メッキ加工)の専門業者にご相談されてからにした方が良いと言

いと言う事が答えです。

当社にバンパーやグリル、ホイル等様々な再メッキ加工のご依頼の際は、板金などをせずに送って頂いて全て当社にお任せして頂く事になって

います。

間違え無く、その方がクオリティが上がり、お値段もお安く、納期も早くなるのは間違いないからです。

メッキ加工(再メッキ加工)したいパーツを当社に送って頂く前にお客様で作業をして頂きたいのは、中性洗剤などで汚れを取って頂いたり

それに、付随する物(ボルトやナット、ワッシャ等)メッキ加工に関係ない物は取り除いて発送して頂くと大変にありがたいです。

この作業を行うと、他社様でも喜ばれると思いますよ。

板金の際、アドバイスとしてメッキ加工する前の作業は完全なるたたき出し板金をしてしまうと、その後の真鍮を溶かした楊板金をした時に

山盛りになり、面が平らにするのが反対に難しくなる訳です。

この様な事にしても、普通の塗装板金とは違う事が分かって頂いたと思いますので覚えておいて損はありません。

どの仕事でも一緒だと思いますが、その道の専門業者に相談する事がクオリティを上げ、お安くなり依頼した側が得になると言う事です。

少し、熱く語ってしまいました。

皆様も、得をして頂く為に当社(メッキ工房光沢屋)等の専門業者にご相談を。

旧車、自動車(車)、バイク(単車)、トラック用パーツ再メッキ(メッキ加工)

個人様から送って頂いた小物パーツのご説明。

写真のパーツはバイク(単車)の小物パーツで、かなり錆が酷い事から40年以上経っているのではと思われます。

小物パーツの再メッキ(リクローム)をご希望されて送ってきて頂いていますので、当社のメッキランクごとのお値段とクオリティと納期を

一つ一つ丁寧にご説明させて頂いてからお客様のお考えでメッキランクを選んで頂きます。

1、まず、当社の上メッキ加工ですとこの様なパーツに錆がささくれの状態であったとしても、アルミニウム製金属パテで表面補修を施し

新品以上に綺麗に仕上がる事が可能です。

2、当社の中メッキ加工の場合、シアン剥離した後バフ研磨したパーツの表面が凹凸が有る場合は楊板金による表面補修を行いますが

パーツの全体にまで凹凸が有る場合は、上メッキ加工の方が綺麗に仕上がります。

3、当社の下メッキの場合は、町のメッキ屋さんレベルのメッキですので完全な綺麗さを求める場合はやめておくのが良いと思います。

今回、お客様は当社の中メッキ(厚メッキ)をご選択されましたので、パーツの表面のメッキと錆をシアンによって数日かけて溶かします。

すると、素材がスチールですのでその物の肌が見えます。

その表面はガサガサ、ザラザラになっています。

板金加工はお客様のご判断でされないと言う事ですので。メッキの厚みで出来る限り綺麗に表面加工を致します。

バフ研磨で表面を磨きますが、ボルト部を磨き過ぎますと取り付けに不具合が出る可能性が有る為、程ほどの磨きが良いです。

上の錆が酷い皿部分は徹底的にバフ研磨致します。

しかし、ここまで酷い錆になりますと予算が有れば楊板金された方が見栄えは良くなりますが・・・

続いて、メッキ加工ですが少しでもピンホールや腐食痕を目立たなくする為に、銅メッキ加工後、もう一度バフ研磨致します。

その理屈は、銅メッキを研磨致しますと、銅の粉が出来ますがこの銅の粉をピンホ―ルや腐食痕に埋めていきます。

(ピンホールの殆どが埋まりますが、腐食痕は少しましになる程度)

そしてもう一度、銅メッキ加工を施し、ニッケルメッキ加工を分厚く致します。

(ボルトや取り付け部が有る場合は養生しなければなりません。)

最後にクロムメッキ加工を施し、仕上げに青粉等の細かい粒子の研磨剤で磨きます。

その様に致しますと、クロムメッキ部分が綺麗に見えクオリティがアップします。

メッキ加工のランクが上がれば上がる程、加工の仕方や手間が全く違う為にクオリティが変わってきます。

旧車のスチール製ハブキャップを再メッキ

写真のメッキパーツは、10年ほど前のアメ車スチール製ハブキャップを再メッキ加工(メッキ加工)した状態です。

この様なパーツが何処に付いているかと申しますと、ホイルのど真ん中にあります。

その目的は、自動車を滑らかに走行させるためにハブキャップの中にグリスを入れて取り付けます。

車種や年式、国産車、外国産車によっても様々な素材で出来ていますので、それも含めてハブキャップにメッキ加工(再メッキ加工)を施す

ご説明をさせて頂きます。

ハブキャップの中で一番多い素材はスチール製です。自動車、トラックにと年式や車種関係なく使用されています。

再メッキ加工の場合、もしクオリティがディーラー様程度で良いなら新品をお買いお求めになる方がお安くすみます。

その際、ディーラー在庫が無い場合は再メッキ加工する事によるお得感はかなりあると思います。

ハブキャップが真鍮の場合もスチール製と同様に新品が在庫がディーラー様にあるのならお買いお求めになるのが良いと思いますが

真鍮製ハブキャップを採用している自動車は現在はほとんど無く、かなり前の旧車になりますのでディーラー在庫はほぼ無い様に思われます。

当然、再メッキ加工によって綺麗にされることが望ましいと言う事になります。

ハブキャップがアルミニウム製の場合もスチールと真鍮同様、メーカー在庫が有るのであればお買いお求めになられる方が良いと思います。

アンチモニ製(亜鉛ダイカスト、鋳物)ハブキャップの場合は再メッキ加工の加工賃が大変お高くなります。

国産車、外国産車の現行車にはアンチモニ製ハブキャップは使われておりませんので、残念ながら再メッキ加工をする事によってのみ綺麗になります。

樹脂製ハブキャップは新品のみメッキ加工対応できますが、劣化している樹脂製ハブキャップには再メッキ加工(メッキ加工)が出来ません。

この素材が一番メッキ加工するのに厄介になります。

当社のメッキランクで分類致しますと、スチール製ハブキャップとアルミニウム製ハブキャップ、真鍮製ハブキャップは上メッキ(表面補修メッキ)と中メッキ(メッキが分厚い)、下メッキ(町のメッキ屋さんレベル)の中から選ぶことが出来ます。

アンチモニ製ハブキャップと樹脂製ハブキャップは上メッキだけになります。

業者様や個人様は、まずどの様な素材のハブキャップでもメーカー在庫が有るのか、無いのかを調べられてから専門のメッキ業者にご相談された方が賢い選択が出来ると思います。

ハブキャップの事ならメッキ工房光沢屋にご相談ください。

オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーをメッキ加工する

オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーをメッキ加工する時の注意点。

基本的に、オリジナル(ワンオフ、製作物)のバンパーを製作する時に使う素材は、金属で言うとスチールがもっとも多く、ステンレス、アルミニウムになり、樹脂で言うとFRPになります。

素材により大きさなどにも限界がありますので、業者様と個人様に分かりやすくご説明をさせて頂きます。

素材が金属類の場合

1、スチール製バンパー

スチール製バンパーの場合、横の長さが2300ミリまでが、ある一定以上のクオリティが追求できる可能範囲となります。

それ以上の長さでも可能なのですが、クオリティが低くなる為2300ミリ以上はお勧め出来ません。

2、ステンレス製バンパー

ステンレス製バンパーの場合、横の長さが2500ミリまで可能になりますが、道路交通法上、この様な長さのバンパーを付けれる自動車は存在しない為、車検が通る全てのステンレス製バンパーはメッキ加工が可能になります。

3、アルミニウム製バンパー

アルミニウム製バンパーの場合、横の長さが1600ミリまでとなり、軽自動車や旧車は別ですが、現行車の車幅は車種によって違いますが

限られた小さな車幅の自動車用に製作する以外はお勧めできません。

素材が樹脂の場合

1、FRP製バンパー

FRP製バンパーの場合、横の長さが600ミリほどですので、バンパーを分割してメッキ加工をするか、

もしくは、クオリティが落ちますがスパッタリング加工であれば横の長さが、1600ミリまでは加工が可能です。

因みに、アルミニウム蒸着メッキ加工の場合横の長さが、1800ミリまでメッキ加工が可能になります。

2、そのほかの樹脂でオリジナル(ワンオフ、製作物)はご依頼が有りませんのでご説明は省かせて頂きます。

総括として、オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーを製作しクロムメッキ(メッキ加工)を施したい場合はスチール製バンパーが一番お客様にとって製作しやすく、長さも車検対応限界までメッキ加工が出来ます。

樹脂に関しては、クオリティを追求する場合は3分割バンパーになりますが、クオリティを追求しなければ車検対応限界の長さ近くまでメッキ加工が可能になります。

オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパーを作る前に一度、当社の様な専門業者にご相談されてから製作されるのが良いと思います。

オリジナル(ワンオフ、製作物)バンパー以外にも、旧車のバンパーやトラックバンパーのご相談も受付させて頂きます。

メッキ工房光沢屋にご相談ください。

希少価値、旧車ベンツ280SLハンドルパーツ(アンチモニ、アルミニウム)再メッキ加工

写真のパーツ(部品)は希少価値、旧車メルセデスベンツ280SLのハンドルパーツ類や小物です。

素材は、アルミニウムと亜鉛ダイカスト(アンチモニ)です。

この年代の小物パーツ(エンブレム等)とハンドルパーツ(ドア、ボンネット、トランク等)、モールパーツはアルミニウムや亜鉛ダイカスト(アンチモニ)、真鍮が多く現代の自動車の様に樹脂を使ったりはしていません。

この様な、パーツをクオリティが良い様に再メッキ加工を行う為に出来る限り、ビスやネジで止めている可動する部分はばらさねければなりません。

その理由として、細かいところまでバフ研磨が出来、メッキも入りやすいからです。

アルミニウムパーツの場合、当社の上メッキ加工可中メッキ加工がお勧めになります。

アルミニウムハンドルのビスやボルトをばらし、メッキをシアンで剥離致します。

パーツ自体、小さいのでバフ研磨する時はビス止めやボルトをとめる部分は素材があまり分厚くない為弱いのでいがまない様に磨きます。

狭い所は、ルーター等を使い磨きます。

アルミニウムはスチールよりピンホールが多いのでしっかりと磨かなくてはいけませが、全てのピンホールがバフ研磨によってなくなる事はありませんので、銅メッキを一度してから再度、銅メッキを行います。

この銅メッキはピンホールを埋める為に行うもので、もう一度バフ研磨によって削れた銅の粉を利用しピンホールに入れます。

この方法は、アルミニウム製品には大変有効です。

ここまでが、アルミニウムパーツの下地作業となります。

ハンドルや小物パーツが亜鉛ダイカスト(アンチモニ)の場合はアルミニウムの下地作業では綺麗にならない為に

剥離後、アルミニウム製金属パテを利用し表面補修を行います。因みに、アルミニウムパーツでもピンホールよりも大きい腐食痕が有る場合は

アルミニウム金属パテによる表面補修をお勧めいたします。

その後、プライマー処理を行い通電効果がある無電解メッキを施す事により銅メッキ加工が出来ます。

銅メッキ加工せずにニッケルメッキ加工に行けるのですが、銅メッキ加工するとクロムメッキがより綺麗に仕上がります。

工程を省く業者には要注意です。

銅メッキ加工の次はニッケルメッキ加工になります。この作業は分厚くする事によって、より錆びにくくなる効果もありますので、

薄いよりは分厚に方が良いです。

クオリティが良く、丁寧な仕事が出来るメッキ業者。

メッキ工房光沢屋にお問い合わせ下さい。

希少価値、旧車の鍵パーツアルミニウム製台座のメッキ加工(再メッキ加工)の仕方をご説明

現在、ドア鍵やボンネット鍵の枠(台座)をこの様なパーツは使用しておりませんが、今から50年以上前のヨーロッパ車は使用していた車種も御座いました。

この様な、台座はアルミニウムで出来ているか真鍮、もしくは亜鉛ダイカスト(アンチモニ)が多く理由はスチールより錆に強く、加工やコスト、量産に適している事になります。

今回の台座はアルミニウム製でクロムメッキが施されていましたので、くすんだメッキを剥離致します。剥離剤はシアンを使いますがこの剥離剤が一番綺麗に剥離が出来ます。(真鍮などは溶けてしまいますので注意が必要)

メッキを数日かけて剥離致しますとこの台座の地肌であるアルミニウムになります。この時に錆などはシアンで溶けて無くなってしまいます。

その為、錆による腐食痕が表面に現れる状態になり、その腐食痕の凹みは真鍮を用いた楊板金やアルミニウム製金属パテ等で表面補修をほどこさなければなりません。

本来ならば、当社の上メッキであるアルミニウム製金属パテとプライマーを用いた再メッキの仕方で行いたいところなのですが、その工法で行うとメッキと表面補修の厚みで鍵シリンダーが入らなくなってしまう為、あえて楊板金で腐食痕を補修致します。

注意することは、アルミニウム製品の板金はスチール製品の板金よりも大変難しく手間がかかります。

腐食痕が板金出来ますと表面が少し盛り上がった状態で表面を平らにする為にバフ研磨作業を行いアルミニウムの生地を整えます。

この作業も熟練した研磨職人が行わなければメッキ加工し終わったパーツの見栄えは悪くなってしまいますので、経験豊富な職人の技術が必要です。

次に、メッキ加工に入りますがこの様なねじ山が有る場合は、必ずメッキ加工する前に養生をしなければいけません。
(そのままだと、メッキの厚みで閉まらなくなります。)

表面が整った台座を治具にかけ銅メッキ加工を行います。

銅メッキがかかった台座をもう一度バフ研磨致します。(理由は、アルミニウムのピンホールと板金付近の段差を銅を磨いた粉によって埋めてしまう効果があります。)

この作業は、町のメッキ屋さんでは行わないと思います。

そして、もう一度銅メッキ加工を行います。この時は、一回目の銅メッキよりながめに漬けます。

次に、ニッケルメッキになりますが、ここをどれだけ分厚くメッキするかによって錆にくくなる事を覚えておいて下さい。

最後に、クロムメッキ加工で終了になり、仕上げに粒子の細かい研磨剤で磨いて出来上がりです。

パーツの用途によって失敗しない為にも、

メッキ工房光沢屋にご相談下さい。