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現行車、旧車(自動車、バイク、トラック)の再メッキ加工、メッキ加工、バイクメッキ、バイクメッキ加工、メッキ塗装、クロムメッキクロムメッキ処理に関するご説明

旧車のレストアにおいて再メッキ加工(バンパー、バンパーガード、ライトリム、アウタードアハンドル、モール、エンブレム、ホイル、ハブキャップ、ホイルキャップ)等は当たり前なのですが、現代の自動車やバイク、トラックのパーツにメッキ加工を施し純正パーツではメッキパーツが無い部分や、オプションにもメッキパーツが無いパーツにオンリーワンでハイクオリティ、モーターショー(展示)メッキ加工をご希望される業者様や個人様が当社には大変多いです。当社はメーカー様のメッキ加工もお受けさせて頂いておりますが、大量生産用のメッキ加工の方法とオリジナルパーツのメッキ加工の方法では手間も施工方法も違うのです。一つ一つに手間と時間をかけメッキ加工を行うのか、メーカー様の一定のクオリティで納品するのか、やはりクオリティは違います。例えば外食する時にお店に入って手間を掛けて食べ物を出してくれるお店と店員さんがメニューを聞いて直ぐ出てくるお店どちらが美味しいですか?

希少価値車、旧車サニークーペアンチモニ製(亜鉛ダイカスト)エンブレム再メッキ加工、ボンネットマスコット、

前回に続きますが、旧車(自動車、バイク、トラック)の純正パーツがメーカー在庫が無い事で、今愛車に付いているパーツを再メッキ加工したり、メッキ加工を行うしか方法がありません。その為に皆さんがインターネット検索で、メッキ加工やバイクメッキ、メッキ塗装、クロムメッキ、クロムメッキ処理、バイクメッキ加工、車メッキ加工で調べて問い合わせされています。しかしほとんどのメッキ屋さんにご相談されてもアンチモニ(亜鉛ダイカスト、鋳物)は再メッキ加工やメッキは出来ませんと言われているはずです。何故ならば特殊なメッキ加工の技術でなければ綺麗に再メッキ加工が出来ないから断っているのです。当社は再メッキが難しいアンチモニ(亜鉛ダイカスト、鋳物)もスチールメッキ加工、アルミニウムメッキ加工、ステンレスメッキ加工、真鍮メッキ加工の様にバシッと綺麗にメッキ加工が出来ます。メーカー在庫が無くてメッキ加工にお困りのお客様お問い合わせお待ちしております。

希少価値、旧車サニークーペアンチモニ製ボンネットマスコット再メッキ

希少価値車、旧車サニークーペのボンネットマスコット(アンチモニ製)亜鉛ダイカストに再メッキ加工をした状態です。
前回のブログで貼り付けさせて頂いた車と一緒です。
素材は当時の外国産車、国産車、問わず旧車によく使われていた素材がアンチモニ(亜鉛ダイカスト)。パーツで言いますとボンネットマスコット、アウタードアハンドル、エンブレム、ライトリム、モール、マスコットエンブレム、この様なパーツの多くが鋳物です。
通常、鋳物の再メッキを行うとメッキを剥離した時点で剥離剤に負け鋳物の表面がざらざらになるほか、元々表面が腐食していた状態が更に悪化、再メッキ加工しても綺麗にならないので、他の装飾クロムメッキ会社はアンチモニ製品(亜鉛ダイカスト)の再メッキ加工をしないのです。メーカーの新品パーツがあれば良いのですが・・・
当然、30年前どころか10年前でもパーツ在庫が無い事が多い中、純正パーツが有るわけ御座いません。

希少価値車、旧車サニークーペアンチモニ製エンブレム再メッキ加工

まるで新品のエンブレム、いや新品よりも綺麗な再メッキ加工になります。
希少価値車、旧車サニークーペのアンチモニ製(亜鉛ダイカスト)エンブレムに再メッキ加工した状態なのですが、なぜアンチモニパーツの再メッキ加工でこんなに綺麗になるのか?
それは、加工の仕方や再メッキに対する考え方が全く違うのです。
普通、再メッキ加工だろうが通常の塗装が付いている商品にメッキ加工しようが、剥離後必ずバフ研磨を行います。基本古い金属は必ず大かれ少なかれ錆や腐食痕があります。その状態でバフ研磨をしたところでその素材が劣化が酷かったり、アンチモニ製品の様に元々素材が荒ければ最低新品のクオリティはでません。腐食して綺麗にならない物にある物を覆い隠してそこにメッキ加工をすると言う概念を持つ事で
ある意味何にでもメッキ加工が出来る(実際全ての素材では無いですが)ですので最低でも新品以上に綺麗になる事がこれでお分かりになられたと思います。

旧車のアンチモニ製(亜鉛ダイカスト)パーツのドアハンドルやエンブレム、グリル、ハブキャップ、バンパーの再メッキ加工

このパーツは旧車のドアハンドルです。近年のアウター(外装用)ドアハンドルは樹脂(ABS)を使用し、その上にメッキ加工(アルミニウム蒸着メッキ及び大量生産用電気メッキ)か塗装で仕上げています。30年程前まではアンチモニ(亜鉛ダイカスト)鋳物を大量生産で加工した物をメッキ加工したパーツがほとんどでした。旧車愛好家のお客様は手入れをしっかりされていますが、この様な年式が古くなりますと
ディーラー在庫が無い為、レストアするのに大変な苦労があります。外装で言えばバンパー再メッキ加工、グリル再メッキ加工、エンブレム再メッキ加工、ドアハンドル再メッキ加工、モール再メッキ加工、ホイル再メッキ加工、ハブキャップ再メッキ加工、塗装、内装で言えば座席の張り替え、ダッシュボード等、エンジンオーバーホール、様々なパーツに手をかけなければなりません。当社はメッキ加工だけでは無くレストア全部をサービスさせて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

業者様、個人様にメッキ加工、バイクメッキ、クロムメッキ、クロムメッキ処理、バイクメッキ加工、車メッキ加工、メッキ塗装のご説明

上メッキ加工、中メッキ加工の次のご説明は下メッキ加工です。
通称、町のメッキ屋さんクオリティレベルです。メッキ加工したい商品が塗装が付いていれば塗装剥離これは上メッキ加工、中メッキ加工共に一緒のやり方です。メッキの剥離が全く違います。シアンは使用いたしません。シアンを使って剥離しますと数日かかりますが、町のメッキレベルは酸に付けてクロムだけを剥離しニッケルや銅はバフで削り落とします。納期は早いですがクオリティは下がります。やはり手間をかけて日数をかけ丁寧にする事こそがクオリティに繋がります。例えば、机や椅子、大量生産用で考えるメーカー様はこの工法を好みますが
クオリティを考えるお客様はあまりお勧め出来ません。ただ、お客様がそこまでクオリティを求めていない場合、メッキが付いていたら安い方が良いと言うのも有りになります。結局は、業者様と個人様のクオリティに対する考え方で選んで頂きご満足して頂く事が当社の理念です。

メッキ加工、再メッキ加工、バイクメッキ、クロムメッキ、クロムメッキ処理、車メッキ加工、バイクメッキ加工、トラックメッキ加工

次に、中メッキ加工の方法をお客様にご提案させて頂きます。
メッキ加工されたい物が金属類の場合、そのパーツ(商品)に塗装が付いていたら塗装剥離し、メッキが付いていたらシアンによる剥離を致します。(数日かかります)次にバフ研磨を行うのですが、腐食痕や歪、傷、が有れば研磨で消えるレベルなのか真鍮を用いた楊板金が必要なのか見極めます。楊板金が必要と判断した場合、お客様にご連絡をさせて頂いて楊板金のお値段と納期をご報告させて頂きます。その際、お客様が板金無しでも大丈夫とご返事を頂きますと、そのままバフ研磨作業に移り、板金加工をご判断されますと専門職人による板金加工をさせて頂きます。ここからが納期がプラスされます。共に下地作業が終わりますとメッキ加工に入りますが、まず、銅メッキ加工を行った後もう一度バフ研磨し銅の粉を用いてピンホールに埋めます。そしてもう一度、分厚く銅メッキ加工、分厚くニッケルメッキ加工しクロムメッキ加工致します。

メッキ加工、再メッキ加工、バイクメッキ、クロムメッキ、クロムメッキ処理、車メッキ加工、バイクメッキ加工

当社がお客様にご提案させて頂いているメッキ加工の種類は、上メッキ加工、中メッキ加工、下メッキ加工です。カラーメッキ加工、スパッタリングもお扱いさせて頂いておりますが、今回は上、中、下メッキ加工のご説明をさせて頂きます。
当社の上メッキ加工とは素材が金属類で表面全体が腐食痕や凹み、深い傷があった場合、商品をより錆びにくくしたい、こう様なハイクオリティの再メッキ加工をお望みをされているお客様にご提案させて頂いておりますのがこの上メッキ加工となります。
現在世界のメッキ加工で一番クオリティが良い方法はこの上メッキ加工です。
上メッキ加工の仕方を簡単にご説明いたしますと、メッキ加工をしたい商品をまずシアンに漬け込みます。(数日かかります。)
次に細かい粒子のアルミニウム製金属パテで表面を綺麗に覆い隠します。
更にサフ、プライマーによって生地を整え錆びにくくし銅メッキ、ニッケルメッキ、クロムメッキ加工を行います。

業者様、個人様、年内のメッキ加工についてのご説明

業者様、個人様へ、年内も後2か月近くになりました。メッキ加工のランクによっては加工日数が2か月近くなる事も御座いますので
極力早めのご発送をして頂きますよう宜しくお願い致します。上メッキ加工と中メッキ加工の楊板金有りの再メッキ加工は日数がかかります。
下メッキ加工は加工日数的に大丈夫です。スチール製バンパーとスチール製グリルのお客様のご依頼が大変ご好評頂いておりますが
ご自分で錆を削られたり、腐食痕に板金をされて送って頂きますと、もう一度加工のやり直しをしなければなりませんので手を付けずにご発送して頂く方が、お客様にとってメッキ加工のクオリティも上がりますし、お値段もお安くなる上、納期も手を付けない方がはやくなります。
1メートル前後の金属製パーツに関しましては塗装が付いている場合は塗装剥離をされても大丈夫です。(表も裏も全て綺麗に塗装剥離が出来る事が条件になります。)お手数をお掛け致しますが宜しくお願い致します。

旧車ロールスロイススチール製グリル枠再メッキ加工

ご覧の写真の様なスチール製グリル枠の状態です。お客様にこのパーツの年代をお伺いさせて頂いたのですが、分からないとおっしゃっていましたが錆の状態から言いますと30年以上は間違いなく経っている状態です。お客様のご指定で中メッキ加工と楊板金をご指定して頂きましたので、まず、シアンで数日かけて錆とメッキを剥離、溶かします。グリルの表と裏の状態から錆の部分はまず楊板金が必要になってくるでしょう。結構は板金の大仕事になるレベルです。このグリルのスチールの肉厚は薄くボンデ板程度の厚みでしか御座いませんので、スチール製バンパーの様なスチールの肉厚が無い為、あまり力を入れすぎない様バフ研磨をしなければなりません。しかも真鍮を溶かした板金ですので、その熱さで板金をしたい箇所以外にも熱で穴が広がる可能性もあるのです。やはりバンパーの楊板金よりも生地が薄いグリルも方が難しいです。
このグリルの再メッキ加工には十分な納期が必要となります。