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時価数億円外国製旧車パーツメッキ加工

このパーツは時価数億円の外国産旧車の足回りパーツです。
素材、パイプ状部分はスチールで一部内部は真鍮で出来ています。そして全体は黒色の塗装がせれていて錆びている様な外観でした。
このパーツの役割は右タイヤと左タイヤのシャシーと一緒に繋がっていてグリスで足回りを滑らかにするパーツです。
この足回りパーツの場合、簡単にメッキ加工が出来ない理由が有ります。それは写真で見るとパイプの中に皿状で仕切りしている所が
真鍮で出来ていると言う事で、剥離する時に真鍮部分が溶けてしまうのです。この部分を溶けない様に細工をした上で丁寧に剥離を
しなければなりません。剥離が終了し素材のスチールが裸になると至る所に錆があります。この錆をバフ研磨で慎重に磨きますと
ピカピカになります。(素材の状態による)その後、メッキ加工へと移るのですが鉄粉等を純水で綺麗に流しパーツを洗います。
この時点までがメッキ加工前の下地処理です。ここまでが非常に大事になります。

大型トラックウイング車用ステンレス棒メッキ加工

このパーツは大型トラックウイング車の観音開き用のステンレス製棒にメッキ加工した状態です。
長さは3メートル弱だったように思います。当社のメッキ槽はこんなに長い物もメッキ加工が大丈夫です。
元々このステンレスパーツは35年前後経ち光沢が全くない状態でした。お客様より何処もメッキ槽に入らないので
探しているのですがそちらではメッキ加工出来ますかと尋ねて来られました。当社は元々昭和の高度成長期に創業し
大きい物をメインとしてメッキ槽を作っていましたのでこの位の物でもメッキ加工が出来るのです。
新しいこのステンレス製棒を購入する予算とメッキ加工するのとどちらが安いのか分かりませんが、少なくとも
メッキ加工した方が光沢が増し錆びにくくなります。賢くメッキ加工をし付加価値を付ける事が、お客様にとって
良いと当社は考えております。3メートル前後の物をメッキ加工したいお客様、お気軽にお問い合わせ下さい。
極力お答えさせて頂きます。

FRP製ライト枠クロムメッキ完成品

このパーツは数日前にブログにアップさせて頂いた完成品です。
トラックのライト枠なのですが、メッキ加工をする為にお客さまに新品をご用意して頂きました。
何時も御説明させて頂いています様に、FRP製品は他の樹脂と違いまして少し特殊です。
表面に大かれ少なかれ巣穴が有ります。ゲルコートを使用して加工する事から仕方がないので
そこに塗装や汚れ、又、メッキが元々付いていた等、FRPの表面にそれらが付着していると
巣穴に入っている塗料や汚れは剥離剤を使用しても取れない状態になります。このままメッキ加工しても
綺麗にメッキがのらない上、強引にメッキ加工しても巣穴に入った事により表面がブツブツになります。
ですので何も余計な塗料などが付着していない物を送って頂かなければなりません。このパーツをご発送させて頂いたリピーター様からも
綺麗で重みもあるので普通のメッキとは違いますと大変喜んで頂きました。この工法は大量生産が出来ません。

旧車バンパー再メッキ前

このバンパーは40年位経つバンパーです。通称ブタケツバンパーと呼ばれています。
素材はスチール製でクロムメッキの光沢はご覧の様に無しで表面は点錆びが出ています。
当然、再メッキが必要なレベルです。メッキ屋からあえて言わして頂くともう少し早めに再メッキ加工せて欲しいレベルです。
バンパーの裏面を見ると、錆がささむけ(指でなぞると怪我しそうなレベル)状態になっています。
シアンを使ってメッキ自体を数日かけて剥離致します。塗装を剥離するイメージとは全く違って数時間では剥離できません。
今回のバンパー剥離した表面の状態はバフ研磨で腐食痕が無くなるレベルでした。板金レベルでは無かったので良かったです。
丁寧にバフ研磨をする事によってスチールバンパー自体の素材の綺麗さを出します。バンパーは特に入り組んだ形状では無いので
錆びや腐食痕の状態にもよりますが時間をかけて丁寧に磨けばそこそこ綺麗になります。(研磨痕が付かない様に)

オリジナルハンドルメッキ加工

この商品は提携業者様がモーターショーにカスタムした車を展示するのに、オリジナル製作せれたハンドルにメッキ加工したパーツです。
素材はスチール製で、そのスチールをねじってこの様な形状にしています。元々はこのハンドル事態に錆とめのメッキ黒かわが施されていましたので、シアンで剥離しスチールを裸に、次にバフ研磨なのですがご覧の様に形状がバフがあたり難いですので、まず、あたる所をしっかり磨き、更にあたり難い所はルーターで手間をかけ磨き、そしてメッキ加工へと移ります。銅メッキ加工をしてからバフ磨きでピンホールに銅の粉を入れて、もう一度銅メッキを分厚く、次にニッケルメッキを分厚く、クロムメッキ加工で完了。最後に青粉で丁寧に仕上げして納品です。
納品後、業者様よりご連絡が有り綺麗に仕上がって満足ですと言って頂けました。やはりお金だけでは無い、お客様から喜んでもらえる嬉しさがなかったらこの仕事やってられません。

FRP製グリルメッキ加工

大型トラック用FRP製グリルにメッキ加工した商品です。
大きさは横が2000ミリで縦が700ミリなのですが、FRP製品ではこの大きさが限界です。
前回もブログに貼り付けさせて頂きましたが他の樹脂と違って、FRP製品はゲルコートによって
作られますが多少なりとも表面に巣穴が必ず出来ます。自動車メーカーさんのFRP製品(パーツ)は
巣穴の多さはあまりどのパーツも変わりませんが、オリジナルパーツは作り手のうまさによって随分クオリティが
変わってきます。ですのでお見積りは送って頂いて巣穴が極力無い状態で作っているのか、適当で作っているのかによって
当社の手間賃がかなり変わってきますのでお値段をお出しする事が出来ません。どちらにしましてもABS等のメッキ加工の
樹脂よりもお高くはなります。FRP製品を作られている業者様からのお見積り依頼が大変多いのでブログに書かせて頂いておきます。
注意事項として、FRP製品に塗装がされていたり、汚れているとメッキ加工は不可になります。

旧車マセラティアンチモニ製エンブレム再メッキ前

このエンブレムの素材は亜鉛ダイカスト(アンチモニ)です。
錆びは全く有りませがクロムメッキがくすんでいるのをなおして欲しいと
個人様からのお願いです。新品もあるみたいですがかなりお高いみたいです。
アンチモニの再メッキ加工は通常のメッキ加工では綺麗に仕上がりませんので
上メッキ加工で再メッキ加工を行います。まず、エンブレムに付いているメッキを
全て剥離致します。剥離が終わるとアンチモニの表面が月のクレーターの様に
ボコボコしています。このボコボコは細かい粒子の金属パテで表面補修致します。
当然、ボコボコはこれによって無くなります。錆びにくい様にサフ、プライマー処理を行い
生地を整えます。この状態では電気が通らないので無電解メッキによって通電出来る様にします。
ここまで来ると中メッキのやり方で大丈夫です。銅メッキを分厚く次にニッケルメッキも分厚く
クロムメッキ加工で完了です。納品させて頂いたおり大変満足されていました。

三菱キャンター泥除けパーツメッキ加工前

このパーツは三菱キャンターのフロントタイヤ用泥除けで素材はPP製樹脂で新品で
表面はザラザラしているシボ有りです。今回は2トン車の泥除けですのでメッキ加工をして装着しても大丈夫ですが
大型トラックはフロントタイヤに荷重が大きくかかるとタイヤと泥除けが擦れてしまうのでメッキが割れる可能性が有りますので
あまり大型トラックにお勧めは出来ません。泥除け樹脂パーツを脱脂して汚れと油分を取り除きます。
(この作業を中途半端に行いますとメッキが剥がれたり水泡みたいにクオリティが下がります。)
そしてシボ(ザラザラ)が有りますのでサフ、プライマーでおおとつを消して表面を平らに致します。
表面を整えたら、通電するように無電解メッキ加工をします。銅メッキ加工、ニッケルメッキ加工、クロムメッキ加工
でメッキ加工は完了いたします。完了したらメッキが分厚くついて白っぽくなっていたりしますので青粉で磨いて
お客様に納品をさせて頂きます。

旧車バイクナンバープレートステー再メッキ前

この商品はバイクの希少価値車、ナンバープレートステーです。
見るからに年式はかなり古いと思われます。このパーツ何回かご依頼が
来ています。素材はスチール製で肉厚もそこそこあるのでバフ研磨も力こめて出来ますので
綺麗に仕上がりそうです。メッキの光沢は全くありません。まず、このパーツにメッキが付いているので
シアンで数日かけて剥離致します。次にバフで磨くのですがステーと真ん中の盛り上がったところの境目は
バフがあたらないのでルーターで丁寧に磨きます。この時点で腐食痕が消えてなければ楊板金にてクオリティを
上げる手も御座いますのでお客様に追加料金がかかるのでご相談します。後はメッキ加工に移ります。
銅メッキ加工をしもう一度バフ磨きしてピンホールに銅の粉を埋めます。又、銅メッキ加工を分厚くし
ニッケルメッキも分厚めに致します。このニッケルメッキを分厚くすると錆びにくくなりますので
非常に大事です。クロムメッキ加工で完成です。

キャンターステンレスパーツメッキ加工

この商品は現行三菱キャンターのキャブに外品のステンレス製カバーをかぶせるパーツです。
この商品はメードインジャパンで片面700番研磨位の状態で売られています。
ステンレス研磨パーツは初めは綺麗のですが、一か月経ち、二か月経ち、月日が経つにつれ
だんだんとくすんで番手が下がってきます。ここで着目したのが大阪府守口市にある
三菱ふそうの代理店中山自動車さんがこのパーツにメッキ加工したこの状態で販売する事によって
クロムメッキがステンレスの綺麗な番手をカバーし綺麗さを長持ちするメリットとして
販売されているのです。素晴らしい付加価値です。トラックパーツやバイクパーツ、車パーツの
殆どがメッキパーツなのにステンレスパーツが一部に装着していると色合いが少し違います。
色合いが違う事によって綺麗さのクオリティが下がってしまうデメリットが出てしまう、そんな悩みを
メッキ加工する事によって解決できるのです。ご興味がある方はお問い合わせ下さい。