バイクフェンダー
素材:鉄(スチール)
加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)+板金加工
- 持ち込まれる際の注意点
- バイク部品のご依頼の中で最もご相談が多いパーツの一つがフェンダーと言っても過言では御座いません。純正品もあればワンオフ製作された物も御座います。経年劣化して見栄えが悪いくなってしまった、又深い傷や凹みがある様な状態。どれ一つとして同じ状態のフェンダーは無いとよく検品をしていて感じます。ある意味バイクの顔かもしれません。これまで様々なバイクフェンダーに対してメッキ加工を施させて頂きましたが一番手間が掛かって大変だった物を一例ご紹介させて頂きます。上の写真に張り付けさせて頂いたハーレーダビッドソンに装着するリアフェンダーでハーレーをこよなく愛する方なら良くご存じだと思います。アメリカ製で一つ一つ手作りしている様な感じで分厚いスチール板を切り取って形状を作り外周部にはスチール製丸パイプを溶接してこの様なハイセンスな形状のリアフェンダーです。販売されている物は塗装が施されていており、このクレージーフランクフェンダーを購入されているお客様の中には稀にでは御座いますがお金を掛けてクロムメッキ仕上げされている方もいらっしゃる様です。オーナー様は以前このクレージーフランクフェンダーをバイク屋さんを通じてメッキ加工をご依頼された様なのですが完成した時の状態とオーナー様が思い描いていたイメージとの差が大きくて弊社にご相談されて再メッキを決められました。このパーツが到着して隅々まで検品させて頂きましたが、結構、バフ磨きされていて綺麗にメッキ加工が施されていたのでお客様にお電話させて頂いてどの様な部分が気になるか徹底的にお聞きしました。そうするとお客様からメッキの光沢感は文句ないのですがフェンダー外周部分との深い溝全てをパテか何かで埋めて丸パイプとフェンダーの見分けがつかない様な状態で分厚くメッキを施して欲しいと言うご要望でした。直ぐに板金職人さんにこのクレージーフランクフェンダーを検品してもらいお客様のご希望通りに仕上がるか確認致しました。日数は掛かるが頑張ってみると言う事でこのご商談をお受けさせて頂く事にしました。お客様はご自分が無理難題を聞いてもらったと凄く喜んでおられました。加工方法なのですがもったいないですがピカピカで綺麗なメッキをシアン剥離で完全なスチール素材に戻して板金職人さんに沢山の長く深い溝に板金加工してもらいました。その加工日数は約30日間かかりました。当然、毎日朝から晩までではないのですが・・・・。その鈑金による出来栄えはお客様のイメージ通り全く溝が無くなっていて完全に丸パイプと分厚いフェンダーが同一化していました。脱脂をしてからバフ研磨で徹底的に磨き込みそしてバフかすや汚れを取り除くためにもう一度脱脂をして銅メッキ、2回目のバフ磨きで表面のピンホールを埋めて再度銅の槽にドブ漬けしニッケル、クロムドブ漬け。オリジナルアノード(電極)を使用して入り組んだ個所にもしっかりと光沢があるメッキがのりました。
(注意事項としては特に業者様が弊社にご依頼される前にフェンダー表面に有る錆びやメッキをサンダー等で良かれと思い削られる事が御座いますがクオリティーが下がりますので行わない様にして下さい。)
メッキ加工の参考
before
- ハーレーダビッドソンのクレージーフランクフェンダーの丸パイプと本体をお客様ご自身が粘土で埋めて頂いた状態です。
after
- ご覧の様にハーレーダビッドソンクレージーフランクフェンダー淵部分(粘土が埋めてあった部分)を板金加工を施してから厚メッキ加工(中ランク)を施した状態です。
メッキ加工した例(ブログ)
- 2021年01月05日
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- 釣具部品にメッキ加工
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- 通称ダルマセリカのバンパー再メッキ加工の注意点
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- 430セドリック バンパーモール 再メッキ加工
- 2020年12月15日
- メッキ工房光沢屋令和2年冬季休業のお知らせ
その他のメッキが可能なアイテム
- バンパー
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2300ミリを超える大型トラックオリジナル舟形バンパーにクロムメッキ加工ができます。板金が必要な280SLやハコスカなどの旧車バンパーそして現行車の樹脂バンパーにも最高品質なクロムメッキ加工が可能です。
素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)
- ホイル(バイク、自動車、トラック)
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ISO22.5インチ大型トラック用スチールホイルにクロムメッキ加工が可能です。26インチまで対応可能(形状と素材の状態による)
素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)
- ドア
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特にドアメッキのご依頼の殆どがトラックです。軽トラックから大型トラック(トレーラーヘッド)のドアへの加工が可能です。(スペースレンジャー用)
素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)
- バイクペダル(キック)
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バイクチェンジペダル(キック)等はアルミニウム製やスチール製で出来ている事が多くメッキ加工を施してから足をのせる為のゴム製パーツを装着させて製品になっています。
素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)
- フロントグリル(自動車用、トラック用)
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このグリルは40数年前に生産されたトラック用純正グリルで現在としては希少価値がかなり高い様でそれに再メッキ加工を施しました。(2380ミリのグリルまで対応可)
素材:鉄(スチール) 加工:厚メッキ仕上げ(中ランク)+板金加工
- その他自動車部品
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旧車で使用されているクロムメッキが施された金属外装部品、例えばアウタードアハンドルやエンブレム、マスコットパーツ、テール枠、リム等、様々なパーツに亜鉛ダイカスト(アンチモニ)が使用されていました。これらの素材のパーツに対して綺麗な再メッキ完成品を作る為には上メッキ加工でなければ出来ません。
素材:亜鉛ダイカスト(アンチモニ) 加工:上メッキ仕上げ
- その他バイク部品
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マフラーに再メッキ加工を施して当時の様な綺麗な状態に蘇らせる事は可能で御座いますが内部に触媒が入ってると不可になります。旧車マフラーには触媒が装着されておりませんので殆どの場合は可になります。しかしながら内部にはびっしりと煤汚れが付着している為にメッキ槽が汚れてしまいます。装飾クロムメッキ工場の殆どがこの様な場合加工を受けてくれないのですが普通です。弊社はマフラー内部を専用の薬品により徹底的に洗浄した上でマフラー専用のメッキ液を用いて加工致します。(上の写真はクレーン車ラフター純正マフラーに電着を施しました。直径は300ミリです。)
素材:鉄(スチール) 加工:マフラー専用クロムメッキ仕上げ
- その他トラック部品
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FRP製フロントパネルにもメッキ加工を施す事が出来ます。メーカー純正新品未使用品(未開封)であるならば内外装樹脂製部品の殆どに最高級モーターショー用クロムメッキ仕上げが可能です。特にトラックは365日走行する事が多い為にメッキパーツは見栄えのクオリティと傷や汚れに強い商品を提供しなくてはいけません。弊社はその2つのクオリティをお客様にご提供させて頂いております。
素材:FRP 加工:特殊クロムメッキ加工